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OEについて⑤感情性
インターネット上の情報で、何かしら出典のあるものを参考にしながら、感情性OEについての私見・雑記。
・激しい感情
保護者が気付きやすい部分とされる。年齢を重ねれば自制はきくようになるが、溜め込む分と解き放つ分のバランスが取れないと、人間誰しも心身に影響が出てしまう。性格上、配慮を遠慮したり、無理に自分を抑え込み続けるかもしれない。癇癪など表面上の乱雑さが目立つ場合、繊細さに目が向かず、自他共に理解が進まない可能性がある。
気分の振れ幅が激しい分、好ましい人や出来事に触れて回復する度合いも大きくなりやすい。病的な落ち込みに陥らないような方策は、様々な情報が転がっているが、人一倍の感情の働きの強さに留意すると、調整は利くだろう。
・共感能力
1対1や少人数、理解のある環境なら、気遣いの面などで非常に重宝されたりはする。共感出来るなら、いわゆる場の空気なども読み取りやすいはずなのだが、深読みで1周2周して変な行動に出てしまう印象も強い。
考えてみれば空気感や雰囲気というのは、周囲の人や環境によって変わるものである。その場の最大公約数的なものに合わせられるとしても、本人の芯の部分と噛み合わないなら、結果として空気は読まない。人との関わりを好んでいても、合わない環境に晒される経験が多ければ、反動として交流を避けてしまう。
・体に与える影響
年齢を重ねて出て来る症状や、個々人の他の病的な要素も絡むだろうが、腹痛や胸のつかえなど、思い当たる節も多い。心と身体が密接に繋がっていることに対して、認識を早目に持てれば楽だったと感じる。そういった症状は、何も伝えないで許容されるものでもないが、一昔前よりは理解を求めやすくはなっている。
・執着
人や物、場所へのこだわりが生まれやすい。感情移入の強さ、記憶力などが関係するように思う。好き嫌いの激しい感情が記憶と結び付けば、忘れたり無視することは一層難しい。何かしらの依存性も高くなりがちで、神経質や病的と見られやすい要素になり得る。
・その他
感情の振れ幅の激しさを考えると、トラブル・メーカーという側面は大いにあると思う。どこへ行こうと本人の悩みは絶えないので、問題への対処の仕方や、折り合いの付け方は身に付けたい。当然、時には逃げたり目を背けるのも選択肢である。真正面から立ち向かえるかどうかは、環境と運次第だろう。
・終わりに
5つのOEについて改めて考えてみた。激しさという観点を心に留めておくだけでも、物事の捉え方は随分気楽になったように思う。何事も独りでこなそうという自惚れか、強迫症のようなものに振り回されていた気もする。生きやすさを求める上で、たまに見返せれば良い。よく見当たらなくなる書類やメモの類よりは、とりあえず安心出来る。
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