OEについて①精神運動性
インターネット上の情報で、何かしら出典のあるものを参考にしながら、精神運動性OEについての私見・雑記。
・情熱的
どうして周りは付いて来ないのだろう、という感じ。置いてきぼりなのか置き去りなのかは状況次第だが、他人との距離を何かにつけて思い至る。戸惑いから見下しなどに変わってしまえばトラブルを招く。バランスを取ることを早い段階で身に付けたい。抑圧され過ぎないように何かしら支援があると助かる。
・動くのが好き
身体能力と興味が合致しない限り、競技の結果などに直結するわけではない。発達の凸凹や性格傾向を考えると、勝てないことや出来ないことによるストレス・反発も招きやすい気がする。スポーツに関しては、特定の好みの動きなど、勝負や比較にこだわらない部分があるなら、競争心を煽られづらい。
・早口、多弁
自覚がなかったり忘れる。本人が自分の傾向を認識していないと、話がとっ散らかりながら喋り続けるので、周りは疲れるのだろう。話している途中で気付けば自重は可能で、制止にも応じる。他人が止められない場合、環境や本人に何か原因があるのかもしれない。思考と発話のスピードの違いや、相手との認識の差から、焦れったさやもどかしさを感じる。会話する前の段階で予測や予行演習が入りがち。相性や関係性の深さでそれらが必要ない人や、遠慮のいらない状況は、精神衛生上とても良い働きをする。
・衝動的・非行的
ダメと言われると、なぜダメなのか考えながら、とりあえずやってしまうことがある。本人なりに分別をつけているつもりでもトラブルになりやすい。倫理や規範への意識が高くなるという指摘はあるが、面白さや楽しさなど快感が勝ると、そちらに意識を集中して、手段を選ばなくなりがち。違和感の中で日常を過ごすと、承認欲求が強まって、あらぬ方を向いてしまうのかもしれない。ストレスによって行動が変容することは誰しもあるとはいえ、ストレスのかかり方やその表出が極端なので、異質に見られるのだろう。
・その他
改めて思うが、OEは感覚や感受性の話なので、現実の中で他人と共有するのは難しい。ギフティッドやHSPに限らず、人によって強度の濃淡があるものとされているし、あくまで判断材料の一つである。
調べのつく知識や個人の見方であっても、単純にアクセス出来る情報が多くなれば、誰かの目にとまる可能性が上がるだろうと思って書く。そういうものがあるらしい、くらいの印象を与えられたら十分だ。