徒然なるカレー ~スパイスカレー~
自炊生活で、男性独り暮らしがはまるものと言えば、
ペペロンチーノ、スパイスカレー、豚の角煮 である。
書く言う私も、スパイスカレーを一時期作っていた。
バーモンドカレーやジャワカレーのようなカレールーを使わずに、スパイスを使って作ればいわゆるスパイスカレーといっていいだろう。
カレールー+スパイスというのもあるかもしれないが、私は試してないので今回はカレールーを使ってないものをスパイスカレーという。
カレールーを使ったカレーも好きだが、今回は私なりのスパイスカレーの作り方を話す。
まずは材料について記載する。
私がよく使うスパイスには、
クミン
コリアンダー
ターメリック
カイエンペッパー
が並ぶ。
基本的には クミン多め、コリアンダーちょっと、ターメリックちょっと、カイエンペッパーお好み をいれておけばそれらしくなる。
こんなことを言うとスパイスカレー好きを名乗れないが、ホールスパイスが苦手である。
クミン以外は基本的にパウダーのスパイスを使う。コリアンダーを噛むと絶望する。ぜひ試してみてほしい。
噛んだときにオエッてなってしまうのだ。これが乙だ、、みたいな記事も読んだこともあるが、まあ食の好みに関してはひとそれぞれだろう。
なお、多めとかちょっととかの分量の記載は具材の量などにもよるが、大体スパイスの総量が大さじ2ぐらいになればよい。
ちなみにいろんなスパイスを集めるのが怖い方は、ガラムマサラかS&Bの赤缶を買ってきて、大さじ2いれればそれだけでよい。彼らはすでにこれらのスパイスが調合されたものだ。
人類の叡知である。
注意点としては、スパイスは味を決めるのではなく香りがメインということだ。(カイエンペッパーだけは匂いではなく辛味、ターメリックは黄色になる)
なのでいれればいれるほどコクがでるとかそういうことは考えない方がいい。そんなことをしたら、家中がインドになってしまう。
他の材料としては、
・玉ねぎのみじん切り1個ぐらい
(どうせ柴犬色まで炒めるので輪切りでも可)
・トマトホール缶の半分
・ニンニク、生姜 ひとかけ
・お肉とか魚とか野菜 適量
である。
ここからは少し具体的な作り方にはいる。
最初にテンパリングといって、油をひいたあとにホールスパイス(私の場合はクミンだけ)をいれて油にスパイスの香りを移す。(スパイスが焦げないように弱火)
テンパリング後にニンニク、生姜、玉ねぎのみじん切りを炒める。玉ねぎには小匙半分の塩を振っておく。(ここから強火)
玉ねぎが柴犬色もしくはもう少し焦げ目の柴犬色になったらトマト缶をいれる。(まだ強火)
水気がなくなったら一旦火を止めて、独自に配合したスパイスを投入して混ぜる。ここでも塩を小匙半分いれる。(火を止める)
スパイスとトマト、玉ねぎが混ざったらここで他の具材(肉とか魚とか野菜とか)をいれる。(ここは中火)
多少具材に焼き色がついたら、水を投入する。300mlぐらいでいいとおもうが、フライパンのサイズと相談だ。
あとは煮込みながら足りなくなったら水をいれる。大体20分ぐらいすれば出来上がりだ。最後は味をみて塩をバッチリ決めてほしい。
なお具材にもよるが、これで作るカレーは甘味やまろやかさが少ない。なのではちみつやリンゴ、ヨーグルトなどを隠し味として忍ばせるとGOODである。
雑にかいたが、細かいコツとかは是非スパイスカレーの本をかって読んでほしい。
長くなったので今日は以上とする。