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小2の次男くんは、DCD(発達性協調運動障害)です。

本音を正直に言ってしまうと、

時々こう思います。

「次男くんは、DCDっていう障害かもしれないから、早いうちに保健センターやクリニックに相談して、デイサービスで運動療育を受けたら、少しは良くなるかもしれないよ」

って、保育園の時に誰かに背中を押して欲しかったなって。

私の勉強不足なだけだったのかもしれないけど、

発達障害って、ASDやADHD、LDのことだと思っていて、その3つの知識は結構あったつもりでいたけど、運動神経が悪いのはDCDって発達障害かもしれないっていうのを、本当に知らなかったのです。

(今となっては、ADHD、ASDの傾向もありますが、癇癪やこだわり、パニックなどは当時も今も全くなく、当時はわかりませんでした)

私も運動音痴だったから、遺伝だから仕方ない。

私は高学年くらいから、人並みにできるようになってきたから、次男くんもそのうち、そのうち追いつくかもしれないって、そう思ってました。

きっと周りは、「次男くんの発育は、グレーゾーン」って誰もが思ってたと思う。

だけど、人様の大切なお子様のことを

「あなたのお子さんは、発達障害だから、療育に通わせた方が良いよ」

なんて、図々しいことは、よほどの信頼関係がない限り、言えない。

私だって、自分だったら言って欲しいと思いながら、人様には言えない。

保育園の年長の時の個人面談で、

「次男くんが、普通学級で良いのか、不安です」

と、相談したら、担任の先生は、

「次男くんは、この一年で本当に、本当にものすごく成長したので、きっとこのまま、普通学級でも頑張ってくれますよ、きっと!」

と、言ってくれてた。

一年後、一年生の担任の先生から言われたのは、

「いやぁ、実は、保育園からの引き継ぎ書類に、

『相当な支援が必要』って書いてあって、私、最初、どんな子が来るのかとすごく構えてたんですけど、意外と頑張ってるじゃないのって正直思っちゃいました(笑)私は、普通学級で、今のところ大丈夫だと思ってますよ。ただ今後、勉強が難しくなったら、どうなるかは分かりません」

『相当な支援が必要』、、、保育園の先生の本音は、そうだったんだね。

保育園の先生を、責めるつもりは全くありません。

とっても優しい、気を遣いすぎるくらいに気を遣う先生だったから。

すごく感謝しています。

身に染みて思ったのは、

「みんな優しさで静観してる」

だから、結局、我が子が普通じゃないと思ったら、自分でドアをノックして、助けを求めに行くしかない。

何かのゲームみたいだよね、って最近思います。

黙って動かなかったら、時間だけが過ぎていく。

協力してくれる人を見つけなきゃ。

この状況を乗り切るアイテムは何だ?

解決するスイッチはどこにある?

次の扉を開く鍵はどこだ???

奇しくも、次男くんが年長組の時の、運動会の組体操の曲は、SEKAI NO OWARIの「RPG」。

毎朝、通勤電車で聴いてます。

ゲームオーバーにならないように、

そして、少しでも楽しめるように、

協力者と手がかりとアイテムを求めて、

今日も精一杯やってます。

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