【マウス】パソコンの使い方でストレスレベルが分かる
【マウス】パソコンの使い方でストレスレベルが分かる
チューリッヒ工科大学の研究
20世紀後半から働き方は多く変革した
そのため、職場でストレスを感じている人も多い
ストレスに対処すべく、研究者はマウスの操作とストレスの関係を調べた
オンラインで90人の参加者を集め、オフィスを模倣した研究室に出向いてもらった
平均年齢23歳、女性44名
オフィスで3つの作業をしてもらった
・手書きの請求書をパソコンに打ち込む
・販売数を集計する
・予約スケジュールの管理
作業の際、ストレスを与えるグループと、対照群として普段通りに行ってもらうグループに分けた
ストレスグループでは、作業中にチャットが送られてきたり、面接に立ち会うように要請された
結果、ストレスを与えらたグループは、マウスを操作する際に余計な動作をすることが明らかになった
ボタンなどをクリックする際に、目的地に一直線に向かわず、遠回りをしていた
また、意味もなくマウスを動かすこともあった
その上、キーボードによるタイプミスも多く、休憩も頻繁に取っていた
ストレスを感じていると、余計な動作が増え、ミスが多くやり直しが起き、休憩もしているので、終わる仕事も終わらなくなる
あなたの仕事が終わらないのは、集中力の問題ではなく、ストレスが問題だったのかもしれない
ストレスのないグループは、マウスに余計な動作はなかった(目的地まで一直線)
入力のスピードは少し落ちたもののタイプミスはなかった
職場のストレスは、仕事のスピードに直結する
将来的には、マウスを使っているだけで、自身のストレスレベルが判明するようになるだろう
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参考文献
An interpretable machine learning approach to multimodal stress detection in a simulated office environment
https://doi.org/10.1016/j.jbi.2023.104299