夜道を歩く男女の違い ~安心安全な街づくりの一助に~
夜道を歩く男女の違い ~安心安全な街づくりの一助に~
・夜道を歩く際の不安感
夜道を歩くと、先が見通せず地面の状況も分からないため、不安を覚えるものです。
この不安感は女性の方が強く、肉体的・精神的に悪影響を及ぼします。
・男女で異なる視線の行き先
ブリガムヤング大学の研究では、大学生571人に夜道を含む16枚の写真を見せて、視線を調査しました。
その結果、男女で視線の行き先が大きく異なることが分かりました。
・男性は足元、女性は周囲に注目
男性は自分が歩く道や足元を見ており、周囲にはほとんど注意を払っていませんでした。
一方、女性は道そのものよりも、茂みや暗がり、横道など、周囲の危険箇所に注目していました。
この傾向は昼夜を問わず見られました。
・女性の警戒心は犯罪への恐れから
研究者によると、女性が周囲を警戒するのは、犯罪への危険性を強く意識しているためだそうです。
男女で環境に対する認識や経験が異なるため、警戒する場所が違ってくるのです。
・安心安全な街づくりへの示唆
この研究結果は、女性が恐れを抱く対象を知ることで、夜道を安心して歩けるような街作りに役立ちます。
横道の削減や狭い場所の解消により、多くの人が安心して生活できるでしょう。
・安全性向上による効果
安全性が高まれば、睡眠の質や学力の向上、BMIの低下、運動習慣の改善など、多岐にわたる効果が期待できます。
学生が満ち足りた人生を送れるよう、住みやすい安全な街を実現しましょう。
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