占いを信じる人はナルシストで知能が低い！？
占いを信じる人はナルシストで知能が低い！？
占星術や星占いは、古くから多くの人に親しまれてきました。
しかし、占いを信じる人と信じない人がいるのはなぜでしょうか。
今回は、占いを信じる人の特徴についてお話しします。
・占いを信じる人を調べる
ルンド大学の研究チームは264人(87%が女性、25~34歳)を集めてアンケート調査を行いました。
調査項目は、占星術への信頼度、性格診断(ビッグファイブ)、ナルシシズム傾向、知能テストなどでした。
・占いを信じる人の共通点は？
研究の結果、占いを信じる人に共通する特徴が判明しました。
ナルシシズム傾向が高い
分析によりナルシシズム傾向が最も占いを信じる予測因子となっていました。自己愛が強いナルシストほど、占いを信じる傾向があるようです。知能が低い
占いへの信頼度と知能には負の相関がみられました。頭が悪い人ほど占いを信じやすい傾向にあります。協調性と外向性がある程度高い
性格面では、協調性と外向性が高い人が若干占いを信じやすい結果になりました。
ただし、その影響は小さいものでした。
開放性、誠実性、神経症傾向との関連はみられませんでした。
・なぜナルシストは占いを信じるのか？
占い結果のほとんどがポジティブなことが一因です。
占いをすれば未来が明るく見え、良い結果なら人生が向上します。悪い結果でも、対策を立てれば問題ありません。
どのように転んでも人生がポジティブになるため、自己愛の強いナルシストは占いを魅力的に感じます。
自己中心的で自分が大好きなナルシストにとって、占いで自己が肯定的に補強されることが占いを信じる理由になります。
占いが好きだと思ったら、一度自分のナルシシズム傾向や知能を振り返ってみるのも面白いかもしれません。
占いへの関心度合いから、自分の特性が見えてくるかも……？
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