やはりゲームは勝つか負けるかギリギリのほうが楽しい
やはりゲームは勝つか負けるかギリギリのほうが楽しい、ことが研究者によって判明した
シェヒル大学の研究
対象者:学生72人
・研究の意図
ゲームが楽しいのは事実だが、どのような場合に楽しみが最大になるかは不明である
他にも、ゲームにどのような思いを抱くのか調べた
・研究の内容
72人の学生にWii専用ゲーム「Wii Sports Resort」のチャンバラで研究者と戦ってもらった
その後、ゲームを楽しんだか、ハラハラした、有能感を覚えたか、などを調査した
ただし、学生には敵の強さが変化するCPUと伝えていた
(この研究者はゲームをやり込んで、かなりの腕前のこと)
被験者には相手にギリギリ勝つか、圧勝するか、研究者によって調整された
(被験者の勝負の行方をコントロールするために、研究者はゲームをやり込んでいた)
ギリギリで勝つか、圧勝するかでゲームに対する思いが変化するのか調べた
・結論
被験者はゲームはギリギリで勝つほうが、ゲームを楽しく感じて、ハラハラするのが最大なることを確認した
また、ゲーム後にもう一度プレイしたいか聞いたら、ギリギリで勝ったほうが「また、プレイしたい」と答えていた
ただ、圧勝した場合は有能感を覚えていた
有能感はモチベーションに直結しているので、ゲームを長く続けるかどうかに関係している
研究者は、ゲームを自分でプレイする以外に、ゲームを見ることでも同じだと述べている
スポーツ観戦の際に、応援しているチームが圧勝している場合、試合を退屈に感じる、と指摘している
面白いゲームの秘訣は、勝つか負けるかギリギリの戦いを演出することだろう
ただ、勝つか負けるか、いわゆる不確実性が行きすぎるとギャンブル中毒のように身の破滅が待っている
楽しむのも大事だが、何事もやりすぎはよくない
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参考文献
Enjoying the possibility of defeat: Outcome uncertainty, suspense, and intrinsic motivation | SpringerLink
https://link.springer.com/article/10.1007/s11031-014-9425-2
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