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タイ・バンコクの交通事情~駐在妻編~

バンコクに住んでいた時の交通手段についてまとめてみました。私は毎日どこかへ出かけていたように思います。買い物に行ったり習い事に行ったりお友達に会いに行ったり。バンコクにはいろんな乗りものがありますが、駐在妻の場合の話です。観光地を訪れる場合とはまた違うかもしれません。


わりとよくあるバンコクの【アパートのマイクロバス】

マイクロバス

アパートに1台マイクロバスがありました。住民を無料で駅まで乗せて行ってくれます。一日数回の運行なので時間には気を付けなければいけません。スーパーや商業施設、習い事の場所が駅近くにあったので大変便利です。

私の住んでいたアパートだけが特別にマイクロバスを走らせているわけではなく、お友達のアパートでも住民用のトゥクトゥクがあったりしました。

暑さとひったくりに気を付けて【徒歩】

徒歩

アパートのマイクロバスは運行頻度が少ないため、時間が合わないことがよくありました。近所へ出かける際は諦めて徒歩で向かうことが多かったです。

バンコクは暑いのでなるべく歩かないようにはしていましたが、日本にいるときよりも多く歩いていたと思います。

バンコクの道は舗装が良くなくて、ガタガタ道がよくあります。ヒールのある靴を履いている際は気を付けて。また、ひったくりにも気を付けて歩きましょう。

スクンビットの駐在妻はみんな乗る【シーロー】

シーロー

私はスクンビットに住んでいたのですが、スクンビット周辺を移動する場合はシーローに乗っていました。シーローは軽トラックのような見た目で、荷台に人が乗るようになっている乗り物です。

行き先を告げて、OKなら乗車できます。アパートやビルなど建物の名前を言うだけで大丈夫です。日本語なまりのカタコトなタイ語でも分かってくれて大変ありがたい存在。

駅の近く(スクンビット ソイ39入口)にシーローの待機場があり、そこで拾います。帰りはスーパー(フジスーパー)に来るシーローを拾うか、流しのシーローを捕まえていました。

雨が降ったり渋滞したりすると、シーローを捕まえるのが少し難しいかと思います。

メーターなどはなく、運転手さんに言われるがままに運賃を払っていました。近所に行くだけなので数十バーツで済みます。

ぼったくりには気を付けて【タクシー】

バンコクのタクシー

タクシーを捕まえるときは、アパートの受付の人にタクシーを呼んでもらうとか、病院のタクシー乗り場で待つとか、確実な方法で捕まえていました。

ぼったくり防止のため、タクシーに乗り込んだらまずは、メーターをたおしてもらうように言うようにしましょう。

日本のタクシーに比べて料金が安いですが、乗車拒否されることがあります。渋滞がひどいとタクシーには乗れないので注意が必要です。

タクシーに乗っていて渋滞に巻き込まれた際、降りるように言われてタクシーから降ろされたことがありました。

タイのタクシーは地図を読めないので、言葉だけで行き先を伝えます。私は、自宅以外の場所に行くときなど、慣れない場所に行くときはタイ文字で書いてあるのを見せたりしていました。

渋滞でも大丈夫な【モタサイ】

モタサイ(バイクタクシー)

タクシーが捕まらないときなどは、モタサイ(バイクタクシー)を利用しました。渋滞の時でも乗ることができます。オレンジ色のベストを着ているのがモタサイの運転手です。乗車の際は、乗る前に料金を確認しましょう。

運転が荒い運転手もおり、ノーヘルで乗ることになるので、あまりおすすめではありません。

難易度の高いバンコクの【バス】

バス

何番のバスに乗るとどこに行けるというのが確実に分かっている場合に、バスを利用しました。バスの行き先表示は、当然ですがタイ語で書かれているので、難易度が高いです。

バスに乗ると車掌さんが料金を集めに来て、目的地を伝えていくらになるか聞いて、お金を払っていました。

冷房のあるバスと、ないバスがあるので、当然冷房があると思って乗らないほうがいいです。

バスではひったくりに気を付けてください。お友達がバスに乗った際に、カバンをナイフで切られて中身を持っていかれそうになったことがあります。

お抱え運転手というミラクル【お友達の車】

お抱え運転手

駐在妻にお抱え運転手がついている場合があります。運転手のいるお友達と一緒にお出かけする際は、普段遠くて行けない所に出かけたりしていました。運転手さんはタイ語しか通じません。

ガソリン代は会社が払うのでいいのですが、駐車場代はお友達が払うので、行った先の駐車場代を割り勘して払う場合もあります。

週末は必ず乗る【夫の会社の車】

車の列

週末には夫に運転手が付くので、会社の車には毎週末、乗っていました。観光地に連れて行ってもらうことが多かったです。運転手さんはタイ語しか通じないので、夫ががんばってタイ語で行き先を伝えていました。

バンコク市内を走行する【高架鉄道(BTS)】

高架鉄道(BTS)

スクンビットに住んでいて、サイアムやシーロムに行くときに乗っていました。冷房が効いていて快適です。運行間隔が4~8分なのであまり待たずに乗ることができます。

料金は、17バーツから47バーツ。券売機で買えるのは1回乗車券のみで、硬貨のみ使えます。お札やクレジットカードは使えないので要注意です。

1日券は150バーツで乗り放題です。チケットオフィス(駅の窓口)で買うことができます。

私はラビットカードというICカードを使っていました。ラビットカードは地下鉄やバスでは使えず、BTSでのみ使えます。発行手数料100バーツ、初回チャージ料金100バーツです。チャージするときはチケットオフィスで駅員さんにトップアップと言います。

バンコク市内・近郊を走行する【地下鉄(MRT)】

地下鉄(MRT)

あまり乗ることはありませんでしたが、観光地に行く際などにMRTに乗りました。4~7分間隔で運行しているのであまり待たずに乗ることができます。

料金は、16バーツから70バーツ。MRTカードというICカードもありますが、使ったことはありません。MRTカードはBTSやバスには使えず、MRTでのみ使えます。発行時にかかる料金は合計180バーツで初回チャージ料金100バーツが含まれています。

券売機で乗車券を購入する場合は硬貨とお札のみ利用可能で、クレジットカードは使えないので注意しましょう。

1回乗車券はトークンになっていて、丸いプラスチック状のチケットです。トークンチケットの場合、改札に入るときは、センサー部分にトークンをかざすと改札のゲートが開きます。改札から出るときは、改札の挿入口にトークンを挿入して改札から出ます。

快適で安全な移動【リムジンタクシー】

セダン車

空港まで安全に移動してほしいという夫の願いから、アパートから空港まではリムジンタクシーを使っていました。私が使っていたリムジンタクシーの料金は、バンコク都内から空港までセダン片道で1,450バーツです。

インターネットで事前に予約するものになります。リムジンタクシーは英語が通じます。

まとめ

バンコクに住んでいたときの交通手段をまとめてみました。いろいろな移動手段がありますが、会話が必要なものは基本タイ語を使います。タイに行った際のご参考になればと思います。


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