後悔と向き合う

数年前に、小さいけれど、タレント事務所に所属していたことがある。

エキストラや立ち位置調整のお仕事だけど、学生時代憧れていた芸能人の方とお仕事ができたし、

通販のお仕事も楽しかった。

当時はやる気に満ちていて、
今よりも人間関係に積極的だったせいか、

事務所からお心遣いもいただいていた気がする。

それを金銭面や将来の不安から退所し、そのことがここ数年、ずっと後悔になっていた。

続けていれば、
習い事の先生をがっかりさせることもなかったし、
いろんな人に褒めてもらえたし、いろんな経験もできただろう。

そんなことを思っていた。

みんなが手放しで褒めてくれて、今みたいに賛否されることもなかった。

そんな風に今日も悩んでいて、思った。

正しい道だったと、
正しい選択だったと誰かに言ってもらいたい。

でも、
疑心暗鬼で手放したのは私で。
不安を膨らませて手放したのは私なのだ。

もうあんなチャンスはこないかもしれない。
それも受け入れる。

その選択をした自分ごと、
愛して受け入れる。

後悔した自分に、正しさで蓋をしないで、間違ったけど、そこから進もうと思う。

今、応援してくれる人に精一杯の成果を届けられるように。
今度は逃げないように。

だから、今度はちゃんと、自分の選択を信じたい。
不安に飲み込まれずに、できることを一つずつ積み上げていこう。
かつての私が望んでいた未来を、今の私が作っていくために。