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積み重ねの力


小さな積み重ねが未来をつくる


何かを始めたい、変えたいと思ったとき、
大きな目標を立てるのは大切なことだと思います。

でも、
エネルギーが弱っていたり、
身体に疲れが溜まっているとき、
それが少し負担に感じられ、
できない自分を責めてしまうときもありますよね。

そんな時、まず「毎日無理なく続けられる小さな行動」をひとつ決めてみてはいかがでしょうか。

ここで大事なのは、
「こんなことでいいの?」
と思うくらい、小さな行動にすることです。

例えば:
   •   文章が上手になりたいなら、
「毎日ブログを書く」
ではなく、
「毎日一文だけでも書いてみる」。

   •   部屋を綺麗にしたいなら、
「毎日30分掃除する」
ではなく、
「一日ひとつゴミを捨てる」。

本当に小さな行動でも、毎日続けることで少しずつ変化が生まれます。
それが未来の自分をつくる第一歩になるのです。

積み重ねが生むセルフイメージの変化


小さな行動を続けることには、目標の達成だけでなく、
『夢に向かって行動している自分』
というセルフイメージを育む効果があります。

「私は続けられる人なんだ」
「決めたことを実行できるんだ」

こうした感覚が、自然と自分への信頼感を生み出してくれます。

すると、次第にエネルギーが湧き、大きな行動もできるようになるから不思議です。

逆に、負担が大きすぎる目標を立てると、
続けられなかったときに
「また失敗した」
と、自己否定のサイクルに陥ることも。

だから、
エネルギーが枯渇している、弱まっている時こそ、
小さな行動を大切にしてほしいのです。

私自身の体験


私もかつて、挫折を経験したことがあります。

お付き合いしていた方に、
「背中が曲がっていて気持ち悪い」
と言われたことがきっかけで、
姿勢を直そうとジムに通ったり筋トレを始めたりしました。
でも、当時の自分にはとてもハードで続けられず、
自信を失いかけ、
自暴自棄になったこともありました。

そんな中で唯一続けられたのが、
「壁立ち」というシンプルな習慣。

壁に後頭部と肩とかかとをつけて、姿勢を整えるだけ。
それを毎日数十秒ほど、無理なく続けていたら、少しずつ変化が現れました。

今では、初対面の方に「姿勢が綺麗ですね」と褒めていただくことも増えましたし、
ありがたいことに、
それをきっかけによい出会いも増えました。

小さな積み重ねが、こうして自分に自信をくれることを実感した体験です。

新しい年に向けて


新しい年が始まった今だからこそ、大きな目標に加えて「小さな積み重ね」を始めてみませんか?

どんな小さな行動でも、続けることで自分への信頼感を育み、やがて大きな成果に繋がります。

その第一歩を踏み出すことで、今年があなたにとって心豊かで穏やかな時間に満ちた一年になりますように。

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