美しい心は、才能が運命となることを知っている
才能は自信のこと。
自信は成功体験のこと。
都立木場公園の萩は、11月頃まで鬱蒼としていましたが、12月には、すっかり茶色に枯れてしまいます。
毎年、ご用納めの頃に植木職人が、ぼうぼうの枝を根のあたりから、刈り取って剪定して、「枯萩の白き切りくち野の匂い」です。
職人は、才能があるので、体の動きに無駄がなく、キビキビ敏感で、見ている私の気持ちも快適になります。
才能のある人の特徴として、無口ですが、質問すると親切に説明してくれる。
この日も職人さんに質問すると丁寧に笑顔で答えてくれた。分からないことは、これから勉強したいと答え、自分より上手な職人さんがたくさんいますよ、と謙遜で、知識吸収の上限が無いように思える。
自信の無い人は、質問の焦点を理解でず、話題が逸れて、現場から知識を拾えない。自分の才能の限界点を決めているように思える。
才能は、興味や知識欲が有って、繰り返し学習して成功体験として獲得したもの。
植木職人は、成功体験が才能となって、職人としての運命を引き寄せた。
この後、運命の限界点を何処まで上げるかは、研究を重ね社会貢献する志の高さによる。
才能が、延びるに比例して、自分のなりたい運命が成就する。
才能を積み上げるには「成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ」というエジソンの名言がありがたいと思う。
仕事という行為は自分の存在感を
萩は宿命で自立できますが、人の運命は心があるので
大門