美しい心は、劣等感を多様性と受け止める
都立木場公園は、「葉牡丹の色いろいろに日の香り」です。
人が見ると、好きな色、嫌いな色が混在しているなー、と思うことでしょう。でも、お日様の下ではどれも美しい。
自然の摂理は、生物多様性の保全が原理原則。
人は、他人との違いを劣等感(コンプレックス)として抱える。
劣等感は、比べる本能から発生するのだから将来とも解脱は不可能でしょう。
しかし、これを隠すと、個性の無い人になり、もっと恐いのは、思考の歪みとなって考えることを止めてしまい、自信の無い人に成り下る。
コンプレックスが強みになった例を見ることがあります。
例えば、性同一性障害を持ちながらも、違いを自認したことで活躍する役者を良く見ます。
最大の奇跡は、3重苦のヘレン・ケラーでしょう。
実は、私は、今は東京都木場公園の近くに住んでいますが、片田舎の集落の漁師の子です。
田舎者の劣等感を今も持っています。
でも、IDとして大切にしています。そのお陰で都会生まれには感じないであろう都市の景観、街歩き、俳句を楽しんでいます。
将来的には、田舎者の劣等感を強みにしたビジネスを起こそうと思っています。
草花も人も、少しずつ違うのは、自然の摂理が生命存続のために仕掛けたもの。
今は、世の発達によって個人の個性が求められる。
ようやく生物多様性が、強くて美しいものと気がついたということ。
コンプレックスは生きるために大切な感覚。個性を知るチャンス。コンプレックスを無くすると個性がなくなる。
劣等感を自信という個性に転換すると楽に生きれます。
個性を活かさないと自己実現欲求が満たせない。
満たされるとは、自分の行為が産んだ創造性が誰かの役に立ったと感じたとき。