同窓会
私には、5年に一度とても楽しみにしているイベントがある。
それは中学校の同窓会だ。
30歳、35歳、40歳と5年おきに開催されていて、今回もお誘いの連絡があった。
私は二つ返事で
「いく!ありがとう 」
と答えた。
特に幹事をしている友達が、みんなとの繋がりを大切にする人で、そのお陰で毎回みんなと再会することが出来ている。
このメンバーとは、中学3年の時からの付き合いだ。
私は、中学1、2年は高知県へ留学していた。
(山村留学の話は、過去のブログに載せています。続きも発信予定です。)
2年間の山村留学を終えて、地元にある校区外の中学校に転校した。
わずか一年と言う短い時間だ。
中学3年の生活がスタートして、私はみんなの仲の良さに驚かされた。
休み時間になると、みんながクラスの垣根を超えて、廊下や教室で交流をしていた。
自分たちの学年は全員で105人。
1クラス35人で、3クラスに分かれていた。
こう言う事は、初めての体験で、私は周りにとても良くしてもらった。
それもあり、同窓会には、毎回たくさんのメンバーが集まる。
私は、中学で全く勉強が出来なかった。
むしろやる気はかなりあった。
しかし、adhdの特性で気が散ってしまったり、やる事の優先順位をつけることが出来ずに、授業についていく事はおろか、宿題をする事もままならなかった。
もちろん成績もとても悪かった。
だが、そんな私をクラスメイトや同じ学年の人は見捨てなかった。
高校受験を控えていて、周りから
「頑張れ!お前の今の成績はやばいぞ!何とかしようや! 」
と励ましの言葉をかけてもらったり
自分の勉強をする時間を、私に割いて教えてくれたりする人もいた。
勉強のやり方、周りとのコミュニケーションの取り方を教えてくれた人もいた。
この時期は、特性が1番酷かった。
(どんな状態かは、山村留学のブログに載せてあります。)
それでも、私と友達になってくれた子も何人かいて、このメンバーには本当に感謝しても足りない。
その支えもあって中学校を卒業することが出来た。
この時に、周りから教わった事は、今の私のベースになっている🥺
中学を卒業しても、町で同級生と再会して、声をかけてくれる人がいた事もすごく嬉しかった。
私が高校や大学を卒業出来た事や、社会人になり、資格試験に合格したり、仕事を頑張る事が出来たりしているのも、この時にみんなに助けてもらった事が大きい。
前回の同窓会で、尊敬している友達に、adhdのことを話した。
すると
「それでもお前はちゃんと前を見て、生きて来たんじゃろ?それはお前の手柄じゃ!俺は応援するけえ! 」
と言う言葉をもらった。
今回の同窓会は年末だ。
みんなと胸を張って再会する為にも、日々真剣に生きてやる!
この日記が、少しでも何かの参考になれば、嬉しく思います。
最後まで読んでくださりありがとうございます!