マンションを事務所として使う場合の注意点
皆さんのマンションではマンション住戸を事務所として使用する事は認められていますか。私たちのマンションでは住戸としてだけではなく、事務所として使用する事が認めています。但し、基本は住戸ですので下記のような規制があります。
下記のような健全な生活環境の安寧を阻害する用途、公の秩序又は善良の風俗に反する事項を目的とする用途、又は社会規範に反する用途に供してはならない。又、次の各号に掲げる用途に供してはならない。
一 政治結社の施設等
二 宗教団体の施設等
三 暴力団の組事務所等
四 消費者金融、手形割引等の金融業の施設等
五 風俗営業その他良好な居住環境を阻害し、他の居住者の日常生活に迷惑
を及ぼし又は及ぼす恐れのある用途の施設等
実は先日不動産会社から風俗の事務所として使いたいと言う問い合わせがありました。風俗営業はせず、あくまで事務所として使うので問題ないのではないかという事でした。そこで当マンションのアドバイザーに風俗店が事務所として使用する場合、どのように使われるか確認してみました。そうすると、風俗店で働く女性の採用面接を行ったり、賃金の支払いをするのが一般的であることが分かりました。
この為、もし事務所として使いますと、沢山の女性が面接の為に当マンションを訪れたり、深夜や早朝に風俗店で働いた女性がマンションに賃金の受け取りにくることになり、来た女性の話し声がしたり、タバコを吸う等、多くの居住者に迷惑が掛かる可能性が高い事が分かりました。恐らく静かなマンションの雰囲気も一変してしまう事が容易に想像できました。この為、明快にお断りしました。マンションを事務所として使用する際は、どのような用途なのか十分な注意が必要である事が改めて分かりました。また規約についても抜けが無いように見直す必要性を感じました。
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