片山嗣規

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片山嗣規

ようこそ、ここは不動産投資やマンション管理に携わる皆様を応援するためのページです。耳寄りな不動産投資情報や、マンション管理に役立つヒントをたっぷりとお届けします。投資の成功を目指す方や、スムーズな管理を実現したい方にとって、価値ある情報源となることを目指しています。

最近の記事

マンションの将来ビジョンについて

一般社団法人「マンション管理組合支援センター」が主催するセミナーに行ってきました。今回はマンションの将来ビジョンを明確にしましょうと言う切り口で行われました。 どういうことかと言うと、例えば自分が住んでいるマンションは果たして何年まで何年間住むのか? そして済んだ後、例えば解体するのか?売却するのか?など、将来の姿を考えましょうという事でした。 なぜそういうことを考えなくてはいけないかというと、例えば60年しか使わないのに、80年持つような大規模修繕をしてしまうと修繕費が

    • 青色申告会の有効活用

      今年も残すところ約2ヶ月になりましたが、皆様、2024年度の確定申告は問題なく出来そうですか? 私は個人事業主として、賃貸不動産経営をしており、確定申告は毎年しております。そして、今年は長年居住に使っていた住戸を、賃貸に出すことにしたために、減価償却費を変更しなければならなくなりました。 しかし、竣工して30年以上経っている事もあり、当時の資料もないため、取得価格や減価償却費に関する情報が見つかりませんでした。どのようにして算出して良いかわかりませんでしたので、青色申告会

      • 個人事業を法人にすべきかわかる本

        小規模な事業を個人事業主として始めた場合、そのまま個人事業主として継続していくか、法人にすべきか悩む事があります。そういう時には税理士に相談をすれば良いのでしょうが、自分の知識も不十分な中で、いきなりプロに相談するのも敷居が高いものです。そこで、できるだけわかりやすい本を利用して法人化について学ぶ事はとても重要と思います。 会社設立に関する本はいろいろありますが、その中で「会社のつくり方がよくわかる本」という書籍が、税理士の原尚美氏により発刊されております。本書は、法人と個

        • 資金ゼロから不動産投資を始めたい人が参考にすべき本

          不動産投資について興味を持ってらっしゃる方がたくさんいらっしゃると思います。不動産投資は確かに時間とお金を生む大変素晴らしいものですが、1つ間違えると地獄の苦しみを味わうことになりかねない、リスクの高いものだと思います。実際、そのような苦しみを味わっている方が世の中には 沢山いらっしゃると思います。その一方で成功された方も多く、今回取り上げた「不動産投資、最強の教科書」を書かれた鈴木宏史さんは、その中でも成功された代表的なお一人と思います。 今回ご紹介する本は、著者がご自身

        マンションの将来ビジョンについて

          不動産を相続する前に読むべき本

          今回は「相続したボロ物件どうする?賃貸アパート経営の道しるべ」   と言う本に着目してみました。 賃貸不動産の経営に携わる場合、自分でゼロから資金を貯蓄し、投資をして大家になる方もいらっしゃいますが、両親から相続するケースもかなり多いのではないでしょうか。 この場合、ご自分でやってこなかった賃貸物件引き継ぐので、相続する側としてはなかなか満足できない物件も多いと思います。ただ、そもそも納得のいく理想的な物件はそうそうありません。それぞれの物件でいろいろな問題を抱えているのが

          不動産を相続する前に読むべき本

          30~40代の方がワンルームマンション投資を始める前に読むべき本

          本書はワンルームマンション投資のメリットやデメリットが、著者の長い営業経験をもとに書かれてています。本書による、ワンルームマンションのメリットのポイントを抜粋してみました。 「都心のワンルームマンションは、家賃や価格が一定水準で安定しているた  め、利回りが低いです。なので毎月大きくキャッシュフロー(毎月の家賃収  入が支出を上回る)を出す事は物理的に難しい状況です。」   「確かに利回りは低いです。よってキャッシュフローも大きくは出ません。  しかし家賃の下りづらい都心の

          30~40代の方がワンルームマンション投資を始める前に読むべき本

          「不動産投資成功の普遍的な方程式」がわかる本

          不動産投資の本があまた出版されているなか、この本を1冊読めば、その儲けの本質的を理解できる大変優れた本です。これから不動産を始めようとしている人、既に始めている人など、そのキャリアに関係なく必ず一読してほしいそんな素晴らしい本です。 この本の根底をなしている、最も重要な考え方は、BOE分析と言う考え方です。本書によると、BOEと言う言葉は、「昔から不動産投資は投資家は街を歩きながら売り物件を発見しては、手持ちの封筒の裏BOE(Back of envelope)で投資判断をさ

          「不動産投資成功の普遍的な方程式」がわかる本

          ワンルームマンション投資したいと思っている人が、契約前に絶対読むべき本

          ワンルームマンション投資について書いた本は、世の中に山のようにあります。それだけそういったものに関心のある方が多いということなのでしょう。本書はその中で、このワンルームマンション投資のリスクについて、極めて具体的にわかりやすく、解説された良著であると感じました。 1)ワンルームマンション投資の問題点 私自身も過去に不動産について研究を始めた際に、やはり最初に調べたのはこのワンルームマンション投資でした。と言うのは、やはり1棟ものを購入となると、資金、知識や経験も含め各段に

          ワンルームマンション投資したいと思っている人が、契約前に絶対読むべき本

          富裕層が資産防衛を考える際に参考にすべき本

          日本は富裕層にとって、重い税負担により、資産を守ることが難しい時代に入っています。例えば、相続税においては2億円~3億円以下の場合でも45%もの税率がかかるようになっています。(控除額は2,700万円) 又、国は富裕層への課税強化へと明確に舵を切り始めており、富裕層への増税圧力は今後も高まっていくものと思われます。 そうした現状を踏まえ、金融資産による資産防衛の手法が注目されていますが、富裕層が資産ポートフォリオに最優先で組み込むべきは不動産であると本書は述べています。

          富裕層が資産防衛を考える際に参考にすべき本

          不動産投資の教科書

          本書は東大博士の菅原吉祥氏が書かれた不動産投資の教科書です。大全と言うタイトルが付いているだけあって、不動産投資に関する基本的な考え方やから、購入・売却するまでの様々なプロセスに関するノウハウを網羅的に解説した内容となっています。 特徴的な事は、それぞれの内容が極めて具体的で、著者の経験に基づいた細かいノウハウが散りばめられており、どなたが読んでも参考になると思われる点です。本書は下記のように12章から構成されています。 第1章  不動産投資の基本を知る 第2章  とにか

          不動産投資の教科書

          ペアガラスのアルミサッシに交換する事にしました

          最近の住戸は、断熱性を高めるためにペアガラスを使ったアルミサッシを使う事例が非常に多くなっています。残念ながら私の住むマンションは築32年と言うこともあり、従来のガラス1枚タイプのアルミサッシが使われています。 このため、冬になると、内側に水滴がつき、これを拭き取ることから1日が始まってしまいます。これを放置するとカビが発生しやすく、健康にも良くないと言う状況です。 昨年、玄関ドアをカバー工法で新しいものに変えましたが、防音性、断熱性、使い勝手と、あらゆる点で素晴らしく、

          ペアガラスのアルミサッシに交換する事にしました

          変化の時代のマンション新常識を提案する本

          これからマンションを購入しようと言う方や、すでにお持ちの方に、最新の視点で、マンションの新常識をわかりやすく説明をされている本です。私が特に印象に残ったのは下記の5点でした。(「 」内は引用文です。) 1)現在のマンション価格は平成バブルとは異なる バブル期の住宅価格の高騰をご存知の方から見ると、当時と現在のマンション価格の高騰が同じ状況であるかのように錯覚しがちです。しかし、本書では下記のように、当時と現在をはっきりと区別しております。 「昨今の価格上昇は平成バブルと

          変化の時代のマンション新常識を提案する本

          もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていたことをする? 

          ひすいこうたろうさんの「あした死ぬかもよ?」と言う本の一節に、 「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていたことをする?」と言う「問いかけ」があります。この言葉の出所は、 スティーブジョブズがスタンフォード大学で語ったスピーチで、「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしてることをするだろうかと。違うと言う答えが何日も続くようなら、生き方を見直せと言うことです。」 と語った話です。 これを読んでから、私も今日が最後の日だとしたら、今日の予定はそのままでい

          もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていたことをする? 

          マンションで騒音トラブルが起きたら 読むべき本

          私の住んでいるマンションの3階の居住者の方から、1階の居住者のたてる 音がうるさいと管理組合にクレームがありました。 こういった騒音問題については、管理組合側も全く経験がなく、そもそもなぜ1階の音が、2階で問題になっていないのに、3階で問題になるのかも、 全く理解できませんでした。どうして良いかわからずお手上げ状態になりました。 そうこうしているうちに、偶然その1階の方が引っ越すことになり、その部屋が空室になると、「騒音が全くなくなった」と3階の方から言われたのです。そん

          マンションで騒音トラブルが起きたら 読むべき本

          大規模修繕でとても参考になった本

          大規模修繕でとても参考になった本

          「スマホ人生戦略、35の行動スキル」を読んで

          堀江さんの「スマホ人生戦略、35の行動スキル」と言う本を読みました。 この本によりますと、ホリエモンさんはパソコンを使わず、全てスマホで済ませているそうです。 ホリエモンさん曰く、「スマホなら、好きな時間に、好きな場所で、やりたいことができる」との事。 確かに、場所にとらわれることなく 行動しながら、アウトプットができる スマホは便利です。一方私の場合は、やはりパソコンを昔から使ってきた為に、「まずはパソコンを使う」事が習慣になってなっています。そこで、このアドバイスに従

          「スマホ人生戦略、35の行動スキル」を読んで