マンションの給水コストを下げる方法 (2/4)
今振り返ってみると、せめて築20年になる前に直圧直結給水にできればよかったなと思います。そうすれば8年分の管理費用約120万円や、給水タンクの修理代やモーター交換費用約210万円を支出する必要が無かったと思います。
でもなぜこのようになってしまったかが問題です。実は築20年を超える前に見積もりは取っていました。ただしその見積もりは当時契約していた管理会社経由で入手したもので、見積もり代金は750万という高額な金額でした。そして当時の管理会社のコメントとしては最大このくらいかかる工事なので止めた方が良いというアドバイスでした。実際には何も調査を行っていない上で出してきた断りの見積もりでした。
その時はこちらも判断できずに棚上げになってしまいました。しかし、その後やはりもう一度きちんと調べてみようと言うことになり、管理会社以外に2社見積もりを取ってみました。そうした所、1社が480万円、2社目は250万ということで全く違う金額の見積もりが出てきました。しかもそのうち2社目はタンクもポンプも使用しない直圧直結給水方式ができると言う提案でした。
それではなぜ750万のという的外れな見積りを当時の管理会社は私たちに出してきたのでしょう。これは推測になりますが、当時契約していた管理会社が力を入れていたのはやはり大規模なマンションでした。理由は大規模なマンションは管理費も工事金額も大きいので、そこから得られる収益が非常に大きいからです。この為、私達のような小規模のマンションの工事にあまり関わりたくなかったのだろうと思っています。
マンション管理会社にはその会社それぞれの考え方があり、それに文句を言ってもしかたありません。私達のような小規模マンションは自分達で自分達を守る事が最も大切です。
そこで今回の工事の反省としては、工事を行う際には最低三社は見積もりを取るべきだろうと言うことだと思います。1社は管理会社経由で取ってもかまいませんが、残り2社については管理会社と経由せず、管理組合が直接見積りを取るべきと思います。
そして、それぞれ業者がそれぞれの考え方で提案してきますので、その中から最適と思われるやり方を管理組合の判断で選んでいく事が重要と思います。手間はかかりますが、管理組合が手抜きをせず一つ一つやっていくことがとても重要だと思います。
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