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若い頃に知りたかった

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現在アラフィフである読書好きの私が、生きる上で絶対に揺るがせにできない大事な考え方や哲学を、書き綴っています。メンタルが弱く不安がりで、生きることが怖かった、若い頃の自分へ向けて…
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#人生

「自分のトリセツ」をつくったら、断然、生きやすくなりました/後編

前回は、「自分のトリセツ」を作るための、一つ目のヒントをお伝えしました。 今日は二つ目と三つ目を、合わせてご紹介します。 ***** 『自分のトリセツ』を作るためのヒントその② 【②疑って、削る】 大人になるまでに吸収した、いろいろな価値観、常識、考えやとらわれ、こだわりを一度全部疑い、要らないと判断したものを削ぎ落とす 私たちは、誰しもが人間関係の中で生きていますから、親や先生の教え、周囲の友達・知人の行動、世間の目などに自分が引っ張られ、そしてそれに気づかずに、

「不幸な人ほど、変化を嫌う」にドキッとした私

「不幸な人ほど、変化を嫌う」 これは、臨床心理士の古宮昇氏の著書に書かれていた一文です。 ドキッ。 この一文は、私にインパクトを与えました。 若い頃の私が、まさしくそうだったからです。 自分が不幸だと言う認識はなく、人並みに幸福に生きているとは思っていましたが、確実に「変化」や「挑戦」を怖がっていた。 周りとくらべて、「新しいこと」「チャレンジ」が苦手であり、何をするにも過剰なストレスがかかりました。 もちろん誰しもが、変化を迫られる場面には、一定の抵抗や恐怖があり

命の話をしよう。最終話 わたしの「検査」に対する結論

今日は、絶対に「自分の結論」を出す。 私自身の「命に対する、治療や検査に対するスタンス」の結論だ。 そもそもの始まりは、私が、医師がすすめる乳がん5年目の全身検査を、「やりたくない」と断ったことから始まった。 皆さんももうお忘れだろう。 私ももう忘れていた(笑) 命について考えていたら、うっかり5本くらいの記事になってしまった。この手の話は、noteではウケないらしいが、構わず突き進むこととする。 「検査をやらなくて、怖くない?」 今でも、主治医の言葉が耳に残っている

命の話をしよう④ 「ガンになっても治療しない」という夫

前回は、夫が経験した医療との関わりを書いた。そして、 「もし今、ガンになっても治療はしない」と言う夫。 は???  え??? よく言うよね私には、治療をすすめておいてさー(笑) 私が乳がんに罹患した際、夫は明らかに抗がん剤を推していた。もちろん、私自身の意見も一致はしていたのだが。それを突っ込むと 「治療はしないけど、ただし、自分が独り身だったらの場合ね」と続けた。 「パートナー(私)や実家の家族が治療をしてほしいと懇願した場合は、その人たちの利益は、同時に俺の利

命の話をしよう② 私はバカなのか? 夫婦の長い対話

乳がん5年目の診察において、主治医に対して私が言った 「全身検査、やりたくないです」の問答。 病院から帰宅後、夫に「全身検査、断っちゃったぁ」と伝えると、夫が固まった……というところまで前回は書いた。 私のこの発言を皮切りに、夫との長い対話が始まった。 まず初めに、検査を断ってしまった私の、気持ちの一部を表す象徴的なエピソードを書こう。 まだ、私が乳がんに罹患する何年も前のこと。 ある芸能人の女性が乳がんに罹患した。 その女性は年に一度、マンモグラフィーを受けている

悩んだときに使える。「分けること」は「分かること」

あなたが今、何かに悩んでいる、問題を抱えているとします。 そんなとき、以下のようなスキルを身に着けておくと、悩みが少しは軽減されると思いますので、シェアしたいと思います。 やり方は、とてもシンプル。以下のようなモノです⤵ 「因数分解」って、数学で習いましたよね?  こういうヤツ⤵ まず、因数分解が一切できていない悩みとは、以下のようなモノです⤵ あまりにも漠然とした悩みですが、若い頃と言うのは、ただ生きているだけで不安だったりします。悩みにモヤがかかっている、私はそ

まちがえた! やっちまった! 選択ミスのときこそ、わたしたちの真価が問われる

前回は、よく考えた上で、まず選ぼう。そして選んだモノを正解にしよう。ということをお伝えしました。 そして今日は、「そんなこと言ったって、間違えた場合はどうするのさ?」について考えていきます。 (おさらいしたい方は前編をどうぞ⤵) 私たちの人生には「失敗や間違いはつきもの」です。 間違えまくるのです、私たちは。 熟考して選んだのに、時を経て「失敗した」「まちがえた」なんてことが頻発します。 人間とは、良くも悪くも変わる生き物です。 「やっぱり合わない」「やっぱり無理」

「選ぶ」ってこわいんだよな。何かに迷って、どうしても決められない人へ

私たちの人生は、選択の連続です。 朝、起きてから眠るまで、「何かの選択」だけを数珠繋ぎにして生きていると言っても過言ではありません。 その選択には、大・中・小、各種サイズがあって、「今日ランチどこ行く?」で悩んでいる人は少ないと思われます。 私たちが悩むのは、もっと人生を左右するような選択。 例えば、恋愛から結婚、離婚に至るまでの間にも、その時々で、さまざまな選択を迫られます。 同じように仕事でも、大きな選択を迫られます。 結婚と仕事を例に出しましたが、同じように、引