見出し画像

#0015 『図解 労務入門』出版記念イベント開催! ご参加者とともに「労務」の未来を拓く

こんにちは。「人事千壺」編集の島居慶美しまいよしみです。8月23日に発売された100のツボシリーズの第4弾『図解 労務入門』ですが、早速いくつかの<出版記念イベント>が開催されています。今回は、どのような方に向けて、どのような内容で開催したのか、またご参加者の反応やこれからについてお伝えさせていただきます。


「人事にこそ知ってほしい「労務入門」〜人事の鍵を握る労務業務の重要性〜」@SmartHR

本書の発売が決まった直後にお声がけいただき実現したのが、SmartHR社での発売前セミナーです。

人事を構成する2大領域の「労務」と「人材マネジメント」、この2つが両輪となって人事が構成されています。人材マネジメントに注目が集まる昨今ですが、人事の方のお困り事は、労務に起因することが多い。そのような背景をもとに以下のような方を対象に開催し、オンラインにて数百名の方にご参加いただきました。

■ご参加者の想定 <こんな方におすすめ>
●最先端の人事労務動向を知りたい方
●人事の推進には人材マネジメント・労務の両輪が不可欠である理由を知りたい方
●従業員と組織の関係性を高め、パフォーマンスを最大限発揮させたいと考えている方

前半は、坪谷さんより「労務とは何か」を『図解 労務入門』1章の内容をベースにお伝えしました。後半では、共著者である岩田 佑介さん、古茶 宏志さんも交えてパネルディスカッションも開催し、参加者から寄せられたご質問へ回答していきました。こちらは、以下のサイトにてアーカイブ動画公開中です!

▼アーカイブ動画公開(2024/11/29 (金) 18:00 まで)
https://smarthr.jp/know-how/event/movie/70578/


「労務担当者が知っておくべき4つの視点」をテーマにしたワークショップ@SmartHR

SmartHR社でのイベントは2本立てでした。続いて、発売日の8月23日に株式会社SmartHR 六本木オフィス8階 「SmartHR Space」にて、実践ワークショップを午前と午後の2回開催しました。

■ご参加者の想定 <こんな方におすすめ>
●労務業務を担当しており、より自身の能力を向上させたい方
●労務部門を管掌しており、メンバーの能力を引き出したい管理職の方
●労務が全社に及ぼす影響を知り、経営をより磨き上げたい経営層の方

本ワークショップは、以下の3ステップで進行しました。
・グループ顔合わせ/挨拶
・『図解 労務入門』に沿って4つの視点を解説
・4つの視点を鍛える実践ワークショップ

ご参加者は、担当者や責任者としての課題を感じてご参加いただいたている方が半数以上でしたが、参加後には、労務の捉え方が変わり、今後の業務やキャリアがひらける感想をいただきました。その一部をご紹介します。

■参加者の感想(一部)
「労務とはカバー範囲が広いため、自分のやっている業務の意義が曖昧でしたが、労務職に自信を持つ事ができました

「労務という仕事は、働きかけでもっと楽しく変えていけると気づきました」

「他企業の方とお話しする機会が全くないため、様々な視点があり大変勉強になった。 自分は実務担当として参加したが、オペレーションをより磨きながら長期的な目線で自社の課題であるDX化していきたいと感じました。」

「マーケティング畑から、HRに転身しました。労務がもっともテクニカルな領域だと感じていましたが、キャリアの広がりも、マーケティング領域とも非常に近く、普遍性を感じました。 労務って熱いんですね! 素晴らしいワークショップ、ありがとうございました。」

※こちらは、会場でおこなう実践ワークショップのため、アーカイブ動画はありません。

著者3名と労務にまつわる”問い”を対話。『図解労務入門』出版記念トークセッション@人事図書館

2024年4月1日に東京人形町にオープンした人事図書館でも、イベントを2回開催いただきました。人事図書館は、人事関連職が集まるコワーキング×コミュニティで、2000冊以上の人事に関する書籍と500名以上の会員を有しています。「仲間と学びで、未来を拓く」をタグラインに運営され、図書館メンバー限定セミナーのほか、どなたでも参加できる様々なテーマでのイベントも多数開催されています!

●人事図書館公式サイト https://hr-library.jp/
●人事図書館peatix https://peatix.com/group/15709363

発売前セミナーの反響を受けて、発売後の本イベント開催の運びとなり、いずれも図書館メンバー向けにアーカイブ動画が公開されています。遠方へお住まいのオンライン会員や当日ご参加が難しかった方は、会員サイトより是非アーカイブ動画をご視聴ください。


イベント開催直後に参加者のお一人【ぽん】さんが、感想をnoteで発信されています(大変嬉しいです!)。労務にまつわる問いと対話がどのような場だったか、そして著者3名の印象に残った言葉などを書き残してくださっています。参加者のお声が一番リアルで伝わりやすく、また、ぽんさんの常に等身大で探究し続ける姿勢がとても素敵で、勝手ながらご紹介させていただきたいと思います。

https://note.com/ponallegro/n/n36aa1b252207

<岩田さんコメント> ぽんさんのnoteより
クリエイティブに解釈する ‐「労働法は生きた法律」とおっしゃっていた岩田さんの言葉が印象的でした。法律は変わらないけれど、ヒトだけは心や感情があり常に変化し、解釈は変わる。そのまま何でもかんでも受け止めると、イレギュラー処理が増えて回らなくなる。ルールをクリエイティブに解釈して、その線の「厚み」をとらえなおす。そんなお仕事をしている労務担当者や、似たような職種だと裁判官はカッコいいよね、というお話が印象的で、おっしゃる通りだなと思いました。


『図解 労務入門』『社員がメンタル不調になる前に』W出版記念セミナー@Smart相談室

Smart相談室では、CEOであり『社員がメンタル不調になる前に』の著者である藤田さんよりお声がけいただき『図解 労務入門』の著者坪谷さんとの<W出版セミナー>が開催されました。

人事・労務担当者を対象に、お二人の著書を起点に、これからの企業にとって何が大切なのか、「先手必勝の人事戦略」についてお話いただきました。また、後半では人事・労務担当のお悩み相談会も開催。20年以上人事領域を専門分野としてきた実践経験を活かし、企業の人事を支援している坪谷さんと、医療系事業会社で事業開発、組織マネジメントに従事し、現在個人の成長と組織の成長を一致させることをミッションにサービスを展開する藤田さんとともに、現場で起こる具体的な事象の解決策を探る場となりました。

※アーカイブ動画公開の有無は調整中です


想い「イベントや本著を通じて、労務の捉え方が変わり「人を生かして事をなす」実践者が増えてほしい」

初動の<出版記念イベント>を通じて、たくさんの人事に携わる方々とご一緒させていただきました。本書籍のセミナーの特長は、参加者の皆さんとできる限りインタラクティブなやり取りを行いながら、一緒に「労務」の基礎からその本質を考え、学び、実践に繋がるヒントを持ち帰っていただくことです。

各イベントにご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

労務の基礎知識をわかりやすくお届けしたいと願って執筆した『図解 労務入門』。その内容が、しっかりと届いていることを、皆さんの頷きやご感想から受け取りました。

とくに、労務の役割として定義したオペレーションエクセレンス(OE)、ルールマスター(RM)、ストラテジスト(ST)のホロン構造が、実践者である皆さんの仕事観とキャリア観にフィットしたモデルであると確認できたことは、大きな収穫でした。

今回、感動したのは「労務の仕事はクリエイティブだ!」「労務の仕事に誇りを持てた」「人事の仕事の喜びを思い出した」という言葉をたくさんいただいたことです。

型に血が通うことでカタチとなります。
この『図解 労務入門』が、人事の土台を担う皆さんの実践を支える一冊となることを願っております。 
(坪谷)

書籍やイベント、それから人事塾や検定など様々な接点が、意志ある人事の皆さんがチカラを発揮すること、自分自身を生かすこと、その一助となれば幸いです。

この「人事千壺」もまた、同じ想いで1,000記事を目指して続けてまいります。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?