#0023 「人事力検定」Q&A よくあるご質問への回答 全検定の【出題例】もご紹介!
こんにちは、「人事千壺」編集の島居慶美です。人事の知を一段上げるために開発した「人事力検定」も次回(2024年12月検定)から『労務入門』が加わり、これで現状のものはすべて揃いました!公式テキストである『図解 人材マネジメント入門』はじめ「100のツボシリーズ」をご存じの方はもちろん、「人事力検定」を知ってくださっている方も、有り難いことに増えてきたなぁという感触です。
それに伴いご質問をいただく機会も増え、今回はよくあるご質問の中でも公式サイトのQ&Aには載っていない内容を中心にシェアしたいと思います。
①「人事力検定」とは
一言でいうと、人事力を試すWebテストです。受検を通じて、人事の基礎知識をスピーディーに習得・確認・証明でき、人事の知識を一段上げるために開発しました。
人事の基礎知識をスピーディーに習得・確認・証明!人事の知を一段上げる「人事力検定」
領域が広く捉えにくい「人事」に関する基礎知識を、10章×10のツボでまとめた公式テキストによって効率的かつ効果的に学習できることが特徴です。さらに、その知識の習得を検定によって確認・証明いただけます。詳細は「人事力検定公式サイト」にてご確認ください。
「HRアワード2024」プロフェッショナル部門 人材開発・育成部門入賞
2023年9月受検よりスタートした「人事力検定」ですが、日本の人事部の「HRアワード2024」に入賞することができました!
「日本の人事部「HRアワード」」とは、人・組織に関する取り組みを対象にした表彰制度で、HR関連で最も権威ある賞として、多くの人事に支持されています。選考基準は以下の4点です。短い期間で限られたリソースを最大限にいかしながら開発したサービスでしたが、想いもプロセスもしっかりみてこうして評価いただけたのは、個人的にもとても感慨深いです。
なお、今回<人材開発・育成部門>に入賞したのは以下の6件で、坪谷さんと私も在籍していて、先日坪谷さんの記事も掲載されていたリクルートマネジメントソリューションズの「NMAT」も入賞。私自身も個人的な活動でも関わりのあるところも多く、入賞したすべてのサービスが提供コンテンツは違えど共通の目的に向かって挑戦されていて、引き続きより多くの必要な方に届いてほしいサービスばかりです!(入賞一覧はこちら)
▼坪谷さん「NMAT」の記事はこちら(第1回~第3回の連載です)
②【よくあるご質問】勉強法について
受検にあたっての手続きなどのQ&Aは、受検サイトでも詳しくご案内しておりますが、今回はそこには掲載しておらず、受検の検討にあたってよくいただくご質問を中心にご紹介します。
【Q】過去問題集はないのか?
よくいただくご質問1点目は「過去問や問題集はありませんか?」です。まず、お答えとしては、
【A】ありません。
なのですが、その理由は以下の通りです。
①出題範囲が決まっていること
:公式テキストが100ツボ設計になっていて、各テキストのツボ1~100の中からしか出題されません
②出題形式も50問すべて統一であること
:選択式で「5つのうち、誤っているものを2つ選ぶ」です。
③サンプルテストを公開していること
:受検環境の確認も兼ねてサンプルテストを公開して、いつでもどなたでも登録不要で確認いただけます。すべて回答し終わると、全問の正解をご確認いただけますので、よければサンプルテストをお試しください。正解とあわせて「テキストのツボ○」に書いてあったかのガイドもあります。
▼サンプルテスト:8問(4検定×2問)・5-10分程度 ※2024年11月現在
公式サイトの各検定ページにも掲載しました。この記事を読んでいただいている方には速やかにご確認いただけるよう一式本記事にも掲載します。
▼出題例(各2問をリンク先に掲載)
『人材マネジメント入門』『組織開発入門』『目標管理入門』『労務入門』
少しでも皆さんのイメージづけのお役に立てば幸いです。
【Q】勉強期間はどのくらい必要?
続いて、よくご質問いただくのが「どのくらい勉強すればいいの?」といった学習期間や学習時間の目安に関するご質問です。
【A】学習期間の目安は1週間から1ヵ月です。
このようにご案内しています。どの検定でもそうで、事前の知識や経験によって異なりますが、本検定は最短1週間で受検できることを目指して開発しました。その背景は、坪谷さんがエンジニアから人事部門へ異動したての頃、上司のすすめで簿記検定受検し、短期間で共通言語を身につける意義を感じたご経験に遡ります。
詳しくは【開発STORY】に記載させていただきましたので、よろしければこちらをご覧ください。
勉強法については、公式テキストがベースとなりますが、どこからでもお読みいただける構成になっています。始めやすいところからでも、苦手なところからでもスタートでき、紙、電子書籍、オーディオブックがあります。(kindle unlimited で無料・Audibleで会員聴き放題の場合もあり)まずはテキストをみてみたいという方は書店や販売サイトなどからご覧ください。
なお学習時間の一つの目安として、Audibleの再生時間をご紹介します。
「なかなかじっくり読む時間を作りにくい」という方は、隙間時間にオーディオブックで耳読で全体感を掴み、紙テキストで復習でおさえる方法もオススメです。その他、合格者の勉強法とコツを、以前noteでもご紹介させていただきましたので、よろしければご覧ください。
③【よくあるご質問】受検者や目的、活用方法について
受検者や目的、活用方法に関しても、個人や組織での導入をご検討の方にご質問いただくことがあります。
【Q】どんな人が受けているの?
【A】人事経験、年齢、ポジション、企業規模においても偏りは少なく、幅広く受検いただいています。
最新の受検者データをご共有します。
■「人事力検定」受検者データ(2024年11月現在)
回を重ねるにつれ、人事歴において「未経験」の方の受検も増えてきています。新たに組織を束ねるようになった方、新任管理職の方など人事部門ではない方が体系的で網羅的な知識を習得するファーストステップとして「100のツボシリーズ」を手に取っていただき、その後短期で知識の習得や証明のために検定を受検いただいていることが、アンケートのお声等からもわかります。私もテスト受検で実感していますが、受検前提での読書は知識の吸収スピードが格段に上がるため、短期間での効率的で効果的に学習したいという方は、読書とあわせて検定受検はオススメの方法です。
ポジションは、マネジャー以上とメンバーもおよそ半々くらい、企業規模も年齢もまちまちです。本当に幅広い方々にお役立ていただいており、12月受検で労務入門が加わりますが、知識の習得を大切にされている方々、学び好きの方々も多い印象です。今後、どのように変化するのか楽しみです。
【Q】組織での受検は可能か?
【A】可能です。ご検討の方は、以下までご連絡ください。
個人向けからスタートしましたが、組織におけて共通言語化などのニーズも高まってきました。検定を通じて、人事部門内はもちろん、経営と現場、マネジャー同士、全社…において、スピーディーに共通言語化することで目標達成や一体感を促進の一助となれば本望です。資料も順次準備中です。
④人事力検定『労務入門』もスタート!!
「人事力検定」の4つ目『労務入門』が2024年12月検定からスタートします!これで現在発売中の公式テキスト4冊分の検定がすべて揃うことになりました。
4色揃い、色数は増えましたが、紫が加わり落ち着きが出て綺麗です✨(デザインのなおみんさん、いつもこちらの意図を汲んだ本物のでデザインをありがとうございます!!)詳細は以下のリリースにてご確認ください。
『労務入門』の設問は、共著者の坪谷さん・岩田さん・古茶さんの3名が作成くださり、まもなくテストも終えて準備完了です!
●人事の基礎知識を体系的に網羅的におさえたい方
●書籍を読むだけに終わらせず知識を定着させたい方
●これまでの経験で培った「人事力」を試し証明したい方
●人事領域でキャリアチェンジ・キャリアシフトしたい方
●組織において共通言語化や視界の共有により組織力向上を図りたい方
のお役に立てば嬉しいです!受検期間は実施月の一カ月間で、オンラインで受検から判定まで4ステップで完結ですので、お気軽にお試しください。
▼新規登録はこちらから(登録者には受検開始時など必要に応じてご案内)
今年もあっという間に年末を迎えそうです。2024年の学び納めにも12月検定(受検期間:12/1-31)をご活用ください。人を生かして成果を上げたい、人と組織の未来を創る皆さまのチャレンジを、心よりお待ちしております!
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