特別展 はにわへ行きました。 東京都台東区。
おはようございます。 michio★★★です。
11月13日(水)公休日
東京都台東区の東京国立博物館で開催されています《 特別展 はにわ 》に
行ってきました。
興味はあったのですが
ややかわいいポスターメインビジュアルが
引っかかってしまい… 迷ってました。
私がフォローさせていただいている
クリエイターさんが高評価だったので
これは間違いない!!と思い行きました。
大正解でした。
ちょっと撮影失敗しましたが
比較的よく撮れてる写真でまとめました。
《 埴輪 踊る人々 》
6世紀の埴輪です。また
東京国立博物館の公式キャラクター
《 トーハクくん 》のモデルです。
片手を挙げて踊っています。
近年では馬の手綱を曳く2体の男子像説が
有力らしいです。
これは世界最大級のメスリ山古墳の円筒埴輪
メスリ山古墳は奈良県桜井市にあります。
この円筒埴輪 高さ約2.5mもあります。
厚さはなんと1.6〜1.8ミリと凄く薄いです。
4世紀の私たち祖先の素晴らしい匠の技を
見ることができます。
《金銅製鈴付大帯》 国宝です。
《 金銀装頭椎大刀 》 これも国宝です。
6世紀の古墳から出土した王の副葬品です。
じっくり順番通りに鑑賞したいのですが
ここで第2会場へワープします。😄
よくやるのですが混雑状況によっては
展覧会の目玉を真っ先に鑑賞します。
この日は平日なので大丈夫かな…と第1会場から鑑賞していましたが
作戦を変更します。
《埴輪 挂甲の武人》5体勢揃い!!😄
国内外の博物館・美術展に所蔵されている
《武人5兄弟》が史上初の揃い踏みです。
東京国立博物館蔵《挂甲の武人》
国宝です。埴輪の造形美の極到です。
公式リーフレットには
サムライのルーツとなっていました。
また映画《 大魔神シリーズ 》のモデルです。
そして
現在の群馬県太田市周辺にいた
埴輪製作集団が焼いたのではと想像される
非常に類似した4体の挂甲の武人が展示されています。
群馬・(公財)相川考古館蔵の挂甲の武人
東京国立博物館所蔵の挂甲の武人に
ポーズが似ています。
でも鎧甲冑のデザインが違うんです。
これはなんとアメリカ・シアトル美術館が
所蔵している挂甲の武人です。
若いふたり組みの女性が
「え〜!!アメリカから来たんだ!!」と
驚いていました。
千葉・国立歴史民俗博物館蔵の
挂甲の武人
スッキリしたフォルムです。
奈良・天理大学附属天理参考館像の
挂甲の武人
最後に誕生した!?末っ子らしいです。
平日の比較的早い時間帯でしたので
史上初《挂甲の武人》5兄弟をたっぷりと
鑑賞できました。
博物館は入口で音声サービスを利用する
お客さん や最初の説明文を読むお客さんで
ごった返します。
入口渋滞を回避してメイン展示直行は
オススメです。
さあ
あとは ゆっくり鑑賞します。
特殊器台・特殊壺
2〜3世紀 弥生時代のもので埴輪のルーツ
だそうです。
はにわ展は埴輪《 踊る人々 》や《挂甲の武人》勢揃いだけではありません。
表情が豊かな人形の埴輪や身近な動物たちや
当時の生活が想像される家形埴輪などが
たくさん展示されていました。
《 埴輪 力士 》
ほとんど現代のお相撲さんと変わりません。
どれもいい笑顔です。
《 埴輪 鷹匠 》
《 埴輪 ひざまずく男子 》
出品目録で男子だと分かりました。
それまでずっと 女子だと思ってました。
《 埴輪 あぐらの男子 》
異国感がありますね。
そして
私たちの身近な動物なども
たくさん展示されていました。
これ好きです。😀
食べた!!
《 水鳥形埴輪 》
カモをモデルにしているらしいのですが
カモは子供を乗せる習性が無いので
どうやらカイツブリのようです。
《 家形埴輪 》
当時の人びとの暮らしが感じられる
貴重な資料としても興味深いです。
お昼を過ぎたあたりからお客さんも増えてきました。
《 特別展 はにわ 》は平日にも関わらず
大盛況でしてた。😀
ところが…
うわ これは凄い!!!!
噂には聞いていましたが《 Hello Kitty展 》
が凄すぎでした。
平日なのに入場制限!! 40分待ち!!
外国人観光客もたくさん並んでいました。
東京国立博物館 《 特別展 はにわ 》は
質量共に申し分ない素晴らしい企画でした。
それにしても平日のトーハクが
こんなに賑わっているとは…
今後は
気になった企画的は始まったらすぐに
観に行くのがいいのかな…
最後までありがとうございました。