クリッパーに会いに行きました。 2024.12.11 wed.静岡県 日本平。
こんばんは michio★★★です。
12月11日(水)
静岡県静岡市日本平にあります
日本平動物園へ行ってきました。
現在 東京上野で開催中の
特別展《鳥 TORI 》の猛禽類展示室の
頂点にいた《ヒゲワシ》を
唯一生きている姿で見ることができます。
日本平動物園はJR静岡駅からひとつ先の駅JR東静岡駅からバスですぐでした。
乗り継ぎが非常に良く開場前に
日本平動物園に到着しました。😀
絶滅の危機に瀕している動物は
どれでしょうか… という問いの
壁画の先に目指す猛禽舎があります。
そこに《 ヒゲワシ 》クリッパーがいます。
なんだかワクワクしてきました。
夏の間は体調を考えて公開を見合わていました。
元気なのでしょうか…
気になります。
猛禽舎に到着しました。
ああ いました!!
日本ではここ日本平動物園だけです。
《 ヒゲワシ 》のクリッパーです。
いいです!! 凄くいいです。
クリッパーは1985年に中国からつがいで
贈られました。年齢は40歳以上です。
人間ですと100歳超です。
そしてクリッパーはなんと♀です。😄
一緒にやってきた♂は残念なことに
やってきた翌年亡くなりました …
猛禽舎の鳥たち。
日本平動物園の猛禽舎には
ヒゲワシ以外にも大型の猛禽類がいました。
ハクトウワシです。♂♀2羽います。
アメリカの国鳥です。
魚が主食だそうです。意外ですね。
1960~70年代に大量に散布された農薬(DDP)により汚染された魚を食べ続け
繁殖異常が起り激減します。
1980年代には10万羽まで回復
2019年にはアメリカ48州で31万6700繁殖まで増加しました。
そしてもう一羽が
コンドルです。
翼を広げると3メートル 空飛ぶ最大の鳥です。
何故頭が禿げているのか…
コンドルは腐肉食で死体に首を突っ込むため汚れが付きにくい …
またはげ頭に日光が直接当たり殺菌効果があるから…
なるほど
ヒゲワシは骨を食べる
ハイ ここで、ヒゲワシ
実はハゲタカの仲間ですが禿げていません。彼らは骨の髄を好み、高いところから骨やカメを落として食べやすい大きさに割って食べます。
だから禿げていないんだ …
アルプスに戻ってきました。
アルプスにいたヒゲワシは19世紀末には
いったん姿を消しました。
その後 イタリア・フランス・オーストリア・スイスで保護増殖の試みが始まり
現在ではアルプス全体でおよそ200羽が
生息しています。
一生涯連れ添います。
ヒゲワシは一度つがいになると一生涯連れ添うそうです。求愛の儀式は大胆で
ペアは組み合いながら地上に向かって
車輪のように落下!!時には地面に
叩きつけられそうになる…
またね クリッパー!!
日本平動物園で唯一見ることができる
《ヒゲワシ》クリッパー
最初どうしょうかな… 行くのを止めようかな…と思いましたが来てよかったです。😄
大満足です。
さあ!!これから日本平動物園をたっぷりと楽しみます。
ああ!! ちょっと待って…
日本で見ることができる
国立科学博物館 特別展《鳥 TORI》の
もう一羽の《ヒゲワシ》…
え!!
もしかしたら40年前にクリッパーと一緒にやってきた♂の方 か …
そんな気がしてきました。
すると
いいかい クリッパー!!
まだこっちへ来るなよ!!
もっともっと生きろよ!!
と♂の声が聞こえた気がしました …
日本平動物園
素晴らしい動物園です!!
いや〜 本当に来てよかったです。
続きます。