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誰でも読めるMTG英語

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誰でも読めるMTG英語シリーズを纏めたもの   "誰でも読めるMTG英語 はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていま…
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#96 誰でも読めるMTG英語 必ず even か odd

今回のカード今回のカードはこちら 『Modern Horizons 3 Commander』収録のカードです 新単語を含んだ能力とキーワード能力関係の能力の2つです MTG用語じゃないものについて扱うのは久々な気がしますね それではいつも通り訳していきましょう even と odd と quality  まずは上のテキスト 「Whenever」は誘発型能力の「たび」 「you attack」なので「あなたが攻撃するたび」 「choose」なので解決時に選択する「選

#95 誰でも読めるMTG英語 名詞っぽい saddle

Mount『Outlaws of Thunder Junction(サンダー・ジャンクションの無法者)』収録のカードです 今年の干支は巳年なのでサブタイプ「Snake」のカードです 「Horse」でもあるので来年の干支ですらありますね 「Mount(マウント)」の訳は「乗騎」。騎乗用の動物の事です。 テキストは新しいキーワード能力「saddle」とそれに関連する効果が一つ。 長いてすが、少しずつ整理して訳していきましょう 復習 equal to と otherwise 

#94 誰でも読めるMTG英語 time travel many times

今回のカード今回のカードはこちら 今回も『Doctor Who Commander』収録のカードです キーワード処理とキーワード能力だけのシンプルなソーサリーです。 注釈文を読み解く所に重点を置いて訳していきます。 復習が多いので過去回を読んでいる方は割りとスラスラ読めるかもしれませんね。 time travel と suspended まずは上のキーワード処理 注釈文から 「For each」は#18でやった「各~につき」 「suspend」は#92でやった「待

#93 誰でも読めるMTG英語 今は無き precombat

今回のカード今回はこちら 今回も『Doctor Who Commander』収録のカードです 新しいキーワード能力と、新しい単語1つを含むカードです 長そうな文章も、今までに扱った表現で構成されているので復習しながら訳していきましょう vanishing  まずは上のキーワード能力 いつも通り注釈文から 1文目 「This enchantment 」で「このエンチャント」 「enters the battlefield」は「戦場に出る」 「three time c

#92 誰でも読めるMTG英語 No と more than の共通点

今回のカード今回のカードはこちら 『Doctor Who Commander』収録のカードです ユニバースビヨンドのセットですが、生憎ドクター・フーについては全く知識が無いので、今回は英語表現に限った話をしていきます それでは、訳していきましょう No と more than の共通点 「Trample」はそのままで、問題は次の能力 「No」は#76でやった「ではない」 「more than」は#14でやった「より大きい」 なので 「more than one

#91 誰でも読めるMTG英語 大文字じゃない outlaw

Lizard と Rogue 今回のカードはこちら 『Outlaws of Thunder Junction(サンダー・ジャンクションの無法者)』収録のカードです サブタイプ「Lizard(リザード)」は「トカゲ」 カタカナ読みはモンスターが出てくる作品で時々見かけますね 「Rogue(ローグ)」の日本語訳は「ならず者」 紙で遊んでる人なら「ローグデッキ」と言う単語は聞いた事があるかもしれません ただこれは「地雷(マイナー)デッキ」と言う意味で「ならず者の部族デッキ」の事

#90 誰でも読めるMTG英語 その Case を solve して

Case今回のカードはこちら 『Murders at Karlov Manor(カルロフ邸殺人事件)』収録のカードです サブタイプ「Case」は「事件」 カードの縦半分で3つに区切られた表記は、#31でやった「Saga」にも似てますね その辺りの読み方も含めて、訳しながら見ていきましょう suspect まずは一番上の効果 これは特殊な表記も無いので、普通の「When」から始まる誘発型能力ですね 「this Case」はそのまま「この事件」なので 「When th

#89 誰でも読めるMTG英語 descend は2つある

今回のカード今回はこちら 『The Lost Caverns of Ixalan(イクサラン:失われし洞窟)』収録のカードです トランプルの下に長めの能力が二つありますね てすが今までやってきた表現が中心なので、文章的な復習に新しい単語が少しって感じなので安心してください それでは早速訳していきましょう Fungi と Saprolings まずは上の能力 「The Mycotyrant's power and toughness」なので「これのパワーとタフネス」

#88 誰でも読めるMTG英語 Adventure の後で

今回のカード今回のカードはこちら 前回同様『Wilds of Eldraine (エルドレインの森)』収録のカードです カードの中にカードを抱える、#80でやった分割カードに近い形ですね まぁ今のマジックをやってて、この形のカードを知らない人なんて居ない気はしますが、知らない体で進めて行きましょう Adventure と later まずは左下の呪文《Storm Reading》の内容から 「then」は「その後」 動詞「discard」は#6でやった「捨てる」

#87 誰でも読めるMTG英語 bargain でお得に

お知らせ友人のフラン君に誘われて、ラジオ企画を始めました MTG好きの方なら楽しめる内容となっていますので、是非ご覧ください 次回もきっとあるのでチャンネル登録してお待ち頂けると幸いです 今回のカード と Warlock今回のカードはこちら  『Wilds of Eldraine (エルドレインの森)』収録のカードです 名前の「diminish」が「減らす」や「小さくする」を意味します サブタイプの「Warlock (ウォーロック)」は「闇の魔術師」の様な意味の単語

#86 誰でも読めるMTG英語 Scion は末裔を represent する

Devoid今回のカードはこちら 「Oath of the Gatewatch(ゲートウォッチの誓い)」収録のカードです 名前の「birth」が動詞だと「生む」方を指し、「hulk」が「巨大なもの」を意味します いつも通り訳していくんですが、最初のキーワード能力だけ短いのでここで済ませますか 注釈文の「has no color」は#76でやった様に否定文の形に訳せるので 「This card has no color」は「このカードは色を持たない」 英単語「devoi

#85 誰でも読めるMTG英語 皆の vote で決めるもの

Will of the council今回のカードはこちら 「The Lord of the Rings: Tales of Middle Earth Commander(指輪物語:中つ国の伝承 統率者)」収録のカードです 能力語で一纏まりの長い効果が一つだけのカードです 「will」は「意志」を意味し、「council(カウンシル)」は「会議」や「評議会」を意味します なので「Will of the council」とは「会議の意志」つまり「議決」ですね この能力語は

#84 誰でも読めるMTG英語 その difference を数えて

今回のカード今回のカードはこちら 6/23発売の「The Lord of the Rings: Tales of Middle-earth(指輪物語:中つ国の伝承)」収録のカードです カード名の「fateful」が「運命的」の様な意味です 名前の通り指輪物語の始まりの重要なシーンを切り取ったカードですね 伝説のインスタントは一応初登場のタイプですね パーマネントでは無いので、当然レジェンドルールとは関係ありません ならどんなルールかと言うのは注釈文に書いてあるので それも

#83 誰でも読めるMTG英語 「熊」じゃない bear

今回のカード今回はこちら 6/23発売の「The Lord of the Rings: Tales of Middle-earth(指輪物語:中つ国の伝承)」収録のカードです コラボセット特有の変わったキーワード処理を有したカードですね 割と複雑な効果なので、今回はその詳細を中心に訳していきます the Ring tempts you と Ring-bearerまずは、カード自体の効果を訳します 上の効果から 「at」は誘発型能力の「時」ですね 「At the beg