最低の自分
夕食の後、夫と食べるロールケーキを二等分する時、包丁が滑って厚みの違うケーキになってしまいました。
夫に持って行こうと手にしたお皿には、薄い方のケーキが乗っていました。
「人にはいい方をあげないと」一瞬頭をよぎりました。
夫には厚い方のロールケーキを持って行きました。
いい方をあげるとは何でしょうか。
自分は厚い方が良かったのに、人にあげて偉かったですね、と「誰か」に褒められたいのでしょうか。
「誰か」に褒められたくてした行為でしょうか。
最低の自分。
私の心が澄んで美しければ、最初に厚いケーキが乗ったお皿を手にしていたでしょう。
褒められるとか、褒められないとか、そんな事を考える自分が嫌になります。
たかがケーキの大小ですが、包丁が滑ったお陰で自分の心の中が見えました。
澄んで美しい素直な心に戻りたい。
ありがとうございました。
また明日。