未来を切り開く力:やめスマ研究所のチャレンジ~ステークホルダーMTG編~
「やめスマ研究所」は、強い田舎を創りたいという想いを軸に地域課題を解決するため、地域で活躍するプレーヤーたちに横串を刺し、それぞれのありたい理想の未来を実現するために立ち上がった団体です。八女には魅力的な資源もありますが、課題も多くあります。まず、本記事ではその目標に向けて「やめスマ研究所」の立ち上がった背景や活動、ゴールについてパート毎に紹介します。
④活動内容(ステークホルダーMTGに関して):方針編
いつも読んで頂いている方も初めての方も本記事をご覧頂きありがとうございます。
今回からは昨年から始めた活動の内容に触れていきたいと思います。
まずは昨年1年で行った活動の振り返りを~ワークショップ編~と~ステークホルダーMTG編~の2軸に分けて投稿しますのでよろしくお願いいたします。
前回に引き続き今回はステークホルダーMTG編ということでお話していきたいと思いますが、そもそもステークホルダーMTGがどういったものなのかを簡単にご説明が出来ればと思います。
またここでは、ステークホルダーMTGの方針について参考にしている環境省が提唱する「地域循環共生圏」という考え方にも触れておこうと思いますので【方針編】と【実際の内容編】の2つに分かれることをご容赦下さい。
それではステークホルダーMTGについてですが、この名称は私たちが活動団体として採択を受けた環境省のプログラムである「環境で地域を元気にする地域循環共生圏プラットフォーム構築事業」内で推奨されている活動から引用しています。
その内容としては、ステークホルダー(地域循環共生圏実現のために巻き込みたい仲間)と地域循環共生圏実現を目指して様々な側面から意見を出し合う場づくりを行うというものです。
様々なワードが急に出てきて恐縮ですが、「地域循環共生圏」についても簡単に触れておこうと思います。
「地域循環共生圏」は2018年4月に環境省が提言した地域における今後の理想のあり方についての考え方で、原文を一部こちらで抜粋をすると、
とあります。
興味がある方はリンクを載せているのでそちらから詳しい内容を参照頂けると幸いですが、私たちの「強い田舎を創りたい」という想いと「地域循環共生圏」は親和性が非常に高いので基本的にはその実現のためのプロセスを踏みながらそれぞれの「ありたい理想の未来を実現する」ために地域で活躍する皆様とステークホルダーMTGという名で場づくりを行い意見交換を行ってきました。
そもそもの話、私たちも初めてばかりのことで仲間づくりからMTGの場づくりなどをいきなり実行していくことは難しかったです。
中でも昨年度の活動のゴールとして後にも出てきますが「八女のマンダラ(地域の未来図)」の作成を掲げていましたが、このゴールを達成するためにどう進んでいくかという時にすごくためになる情報を環境省の方でまとめて頂いていたのでこれを活動の指針としました。
その「ありたい未来の実現に向けて」動くプロセスを簡潔に抜粋してまとめると、
とありました。
ですので、昨年はこの内容をもとにワークショップとステークホルダーMTGを実行し、結果としては八女版のマンダラを作成することが出来ました。
上に抜粋した内容でいくと、⑴話を聞きに行く!と⑵地域のコンセプトを描く!の2つをクリアすることが出来たような現状です。
環境省としてはこの後のローカルSDGs事業(地域課題を同時解決が出来るビジネスモデル)が持続的に運営し続ける仕組みを目指していますが、私達も今年度はそこに向けて地域の仲間の皆様と意見を交わしながらカタチにしていく作業を行う予定にしています。
次回は実際のステークホルダーMTGで行った内容に関して話していきたいと思います。
今回はジャストアイデアで活動の指針と実際の内容に分け、環境省のプログラムと想いについて触れる機会をつくりましたが、このプログラムは全国に採択団体が沢山いらっしゃるようなプロジェクトで非常に参考になるお話が多いので興味がある方には是非そちらも見て頂きたいなと思ってお話させてもらいました。
私たちもまだまだ模索中の身ですが、同じように地域でもがいている方の参考になればと願っています。毎回拙い文章で恐縮ですが、いろいろな情報も発信していけたらと思いますので、引き続き読んで頂けると嬉しいです。
ここまで読んで頂きありがとうございます。今回はやめスマ研究所の活動(ステークホルダーMTGの方針)について語らせていただきました。次回はステークホルダーMTGの内容を紹介をしたいと思います。
良ければ是非そちらも読んで頂けると嬉しいです。
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