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アップルパイと読書記録

先日、図書館で本を借りた。

どちらも、入ってすぐにある「オススメコーナー」に掲示されていて、おいしそうな表紙に惹かれて手に取ったもの。

「あなたとなら食べてもいい」
食をテーマにしたアンソロジー。
登場人物が辿る割りきれない人生の日常を垣間見る感覚、読後感はほろ苦い。静かな短編映画を観ているよう。

「バナナケーキの幸福」
まだ読みきれていない!!
食堂シリーズで有名な山口恵以子さんの作品。
私の読書の目的は数をこなすことでは無いので、返却期日までにゆっくり読もうと思う。


「あなたとなら食べてもいい」に掲載されている作品のひとつ、柚木麻子さんの「ほねのおかし」で、主人公が子どもの頃に好きだった本「わかったさんのアップルパイ」を思い出して幼なじみとアップルパイを作るシーンがあるのですが。
私も「わかったさんシリーズ」が大好きだったので、うわあっと懐かしくなり、無性にアップルパイが作りたくなってしまった。
それも格子状の、定番のアップルパイ。



この動画を参考に。


粘土でちまちま工作をしているような気分。
生地を三つ編みにする工程が楽しかった。
子どもの頃、夜寝る前に自分の髪を三つ編みにしていた時の感覚を思い出す。翌朝、三つ編みをほどくとふわふわパーマになっていて、お姫様みたいでワクワクしたな~
今調べたら貧乏パーマって言うらしい😹

ちなみに、アップルパイは幼い時からずっとお世話になっている叔母へ!
私は手作りを人にあげることはしないんですが(お店のものの方が美味しいし安全だし)、叔母はこういうの喜ぶ人なので。

お菓子づくりって材料も手間もかかるからめったにやらないのですが、一旦始めると何だかんだ夢中になってしまった。
楽しかった!