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ドラゴンを求めて〜香港一人旅はめちゃくちゃ楽しいっていう1日目〜

香港旅は薄いパンから始まった
中は多分白あん

朝9時5分、成田発の香港航空。
ナローボディの機内は7割ほどの搭乗率。アナウンスの広東語の上がる語尾⤴︎を聞くと自分のテンションも比例して上がっていくのを感じた。

離陸してしばらく経つと、水と名物のぺちゃんこに潰れたパンがサービスされた。単純だが、インターネットで何度か見たことがあるものを実際に見ると心なしか嬉しくなる。ありがたく頂きました。

現地時間13時半。香港国際空港着。
会社の先輩から譲り受けたオクトパスカードをリアクティベートしてもらい、電車で市街地へ。カードは1000日以上の未使用期間があると、そのような手続きをしないといけないので注意。

車窓から

まずはホテルに向かう。
油麻地駅が最寄りの「The Salvation Army Booth Lodge」。

電車は乗り換えの必要が。
途中下車し、思わずタクシーを使ってしまう。普通に高かった


あ!!!!
叫んでないけど、タクシー乗車中、見覚えのある建物が視界に入った。

急いでiPhoneで撮影

クイーン・エリザベス病院。
ブルース・リーが意識不明の状態で運び込まれ、死亡が確認された病院だ。一瞬で通り過ぎたが、ブルースが確かに存在していたことを肌で実感した瞬間だった。

ホテルはこの近くだった。
名前の通り、ここは救世軍の施設でホテルというより、宿泊所という感じ。同じ意味かもしれないが。

ネイザンロード沿いの路地にある。改装中?

受付を済まし、上階にあるホテル階へ。見た感じあまり部屋数は多くなさそう。

2泊し、27000円くらい。ベッドは2つ

香港中心部のホテルは質の割に値段が高く、選び方が難しい。ここは、救世軍関係だから大丈夫だろうという性善説で選んだのだけど、良かった。清潔で快適!(最終日にトイレが詰まったことを除いて)


この時点で3時半くらいだった気がする。ご飯を食べに街に繰り出す。 

ホテル付近のネイザンロード。
うすうす気づいていたが看板とネオンはほぼない。
昔はどれくらいあったのだろうか。
悲しいので、街中に残るネオンを見つけるたびにシャッターを押していた
トラムある街が好きです
旧正月前だったので、縁起物があちこちで売られていた。
ドラゴンイヤー

遅めのランチは焼味飯。本場のローストダックがどうしても食べたかった。
湾仔駅近くの専門店「竺扶大班焼味」に来ました。

ここはまだクリスマスだった
お目当ての焼味飯

本当に美味しかった……。皮はパリパリ、中身はジューシー。噛むたびに香ばしさが広がる。

そして、間髪入れず、会社の先輩に教えてもらった「金鳳茶餐廳」で香港名物「パイナップルパン」を食べに。徒歩で行けます。

人気店がゆえ混んでるが、回転が早く並ぶほどではない
菠蘿包!バター!カロリー!
甘さ控えめで素朴な味でクセになる

?!

いきなり、目の前におばちゃんが座ってきた。
香港は相席文化だということをようやく知る。
パイナップルパンの本場流の頂き方を伝授してもらった。

①フォークで優しく押す
②ぶっ刺して豪快にかぶりつく

なるほど。勉強になります。


 おばちゃんに別れを告げて、ある場所を目指し、歩いた。

途中で見つけた東出昌大みたいなビル

行先は「中国銀行大廈」。
銀行のビルにウォン・カーウァイ監督の映画「欲望の翼」に出てきた時計がある。
そう、ロケ地巡りだ。

あった

立派なビルの裏口に作られたただの駐車場の時計かもしれないが、正真正銘、あの時計である。ひっそりと佇む少し大きな時計。こんなところ、よく見つけられたなぁ。製作陣のロケハン能力がすごいやら、時計前のバーが邪魔だの思いながらシャッターを押す。

1990年の映画。最後までじめっとしていて、キザで不安定なレスリー・チャンが堪らない。予告編の冒頭に銀行ビルの時計が映ります。


レスリーを感じ(?)、満足したので香港のクラフトビールを飲みにまた歩きます。上環の方へ。

坂が多すぎる

クラフトビールを提供している「何蘭正」に来ました。ビール大好き。クラフトビールが流行ってるみたいです。

すべて香港の地ビール。
親切な店員さんのアドバイスのもと、
人気なもの飲み比べをセレクト
全部美味しかった!!!!!!!
店内も可愛い


1日目終わり。
たくさん歩いたので、よく眠れました。

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