自分の「思い込み」が露呈した。「一般的な家族像」
年末に外で食事をした。
私が食べていると、入り口で店員さんの大きな声が響いた。
店員「いらっしゃいませ!何名様ですか?」
客 「7名です。」
店員「かしこまりました!ただいまお席をお作りしますので
少々お待ちください。」
店員はそう告げると、私の隣の席のテーブルを3つくっつけて7名が十分に座れるよう準備した。
私は声だけで「7名か…。3世代家族かな?」と想像した。
祖父母夫婦、夫婦、子供3人?
年末だから里帰りかな?
と想像力が働いた。
そして、その7名様ご一行が私の目の前を次々にとおり過ぎて用意された席に一人ずつ着席していった。
その間、私は7名様の一人一人を視線で追ってしまった。
そして、顔には出さぬように「驚いた!」
* * *
ここで答え合わせ。
夫婦だけは合っていた。
30代~40代くらいの夫婦だった。
その他の5人はというと…。
なんと全員子どもだった。
子どもの年齢は、一番上と思われる女の子は中学生?高校生?くらい。
あとの4人は男の子で小学生、園児2人、乳児だった。
自分の「思い込み」が露呈した。
まさか、そうきたか。
予想をはるかに超えてきた。
「父、母、子ども2人」という設定は
行政の補助金、交付金などチラシでもよく見かける単位だ。
報道番組でもよく取り上げられる「一般的な家族像」だと思う。
私は自分自身の「一般的な家族像の価値観」を修正し
改めて7人家族のことを考えてみた。
長女の子とその他の4人の男の子は、若干年が離れているように感じた。
「あー。もしかすると夫婦は再婚同士で、それぞれの子どもや再婚後に生まれた子もいるのかもしれない。」
「いやいや、中にはいとこもいるのかもしれない。冬休みだし…。」
考えられることをいくつか想像することで
凝り固まった価値観を解放することができた。たぶん。
真相は分からないが、
私の「家族像の価値観」はアップデートされたようだ。たぶん。
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