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【日記を捨てる・12冊目】高3女子が生理を語る

今回は1994年の自分の日記から抜粋したエッセイもどきです。
「生理」についてあーだこーだ言っております。ほぼ愚痴かな。

毎月の困り事だった生理痛、出産すると急に軽くなりました。
そして今、更年期を迎え、いつ「閉経」するやら気になる年齢になり。

女性の身体について考える事が増えたので、高3の日記のこの部分は興味深い。
自分には息子しか居ないのですが、もし娘が居れば何か伝える事が出来ただろうか?など考えてしまいます。

10月16日(日)
今日起きたらとつぜん生理になった。もう少し後と予想していたのだが
いさぎよくきてくれたものだ。 先月何日にきたのかいくら思い出そうとしても思い出せない。 そうするとなんだか気になるので、来月のためにもこうやって日記に印しておいてるわけなのだけれども…。
今回はいつもより生理痛がひどくない。どうしてだろう?この原因がわかれば、これから先々あの何とも言いあらわせないいやな痛みやだるだになることがなくなるかもしれない。
だいたい生理の何がいやかってあの1日目にはじまったとたんにくる激痛(特に夜くると最悪 何度半泣きで眠れない夜をすごしたことか…)と貧血によりみるみる白くなっていく手や 吐き気。
貧血自体はそんなにいやではない。白い顔で「貧血が・・・」とかいってよろめくのはなんとも美人薄命な病弱さをかもしだしていていいものなのだ。忘れもしない去年の8/19 古典の授業で貧血をおこしみんなに心配をうけたときのあの何ともいえない優えつ感にもにた思い。
中学の時はよく学校で貧血して先生の車でおくってもらいまでもしたのに…。高校に入ってはもうあとにも先にもこれ1回きりだんだろうか…。ふらふらと授業をどーどーとぬけ、保健室のベットで休む!! これぐらいの特典がなければやってられないよまったく。ましてこんな日曜にきてしまっては、親も認める 生理痛で学校休む ができないじゃあないか!! 2日目になると初日のあのくるしみはどこへ行ったのやら、顔色はいくら悪くなってほしくても健康そうに色づき、激痛は鈍痛に変わり、がまんできないほどではなくなる。
なんでこういつもいつもタイミングが悪いのよー それは夜眠る前であったり、はりきってゆういぎな休日をすごそうと決心した休みの日であったり…何も用意してない学校であったり……そのたびに私は泣きたくなる。
来る日が正確に予想できれば、本当に来る3,4日も前から生理用品を持ち歩いたり、ことあるごとにたしかめたり、いつもくるかくるかと思ってなくてもいいのに。まったくやなやつだ生理は。
婦人体温計でもつければわかるのかもしれない…と思い、デジタル式で毎日の記録が記録されてグラフでわかっちゃたりするあの婦人体温計がほしいのだけれども、親は そんなの妊娠の可能性がある人が買うものだ みたいなことを言う。そうなのだろうか?いつか絶対買いたいと思っている。

妊活する時「婦人体温計」買ったわ~ (「妊活」って言葉も無かった頃)
毎朝寝ぼけながら温度計咥えてたな。デジタルグラフ表示が分かりやすくてgoodでした。

ほんと、生理日を正確に当てれる何か便利なやつ今こそほしいです。
それではまた~

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