【#28】折りたたみスマホを使って感じたこと
最近になってようやく折りたたみスマホを購入した。スマホが好きといっている割に、今までビビって折りたたみスマホに手を出していなかったので、所詮は自称スマホオタクである。とりあえず、7月にSamsungのGalaxy Z Fold 6、9月にGoogleのPixel 9 Pro Foldをそれぞれ購入した。2代合わせて、約50万という大金だ。おかげで金欠状態。。。
また最近HUAWEIから3つ折りの折りたたみスマホも発表されており、正直iPhone 16よりこっちの方が気になっている。といった形で、最近は折りたたみスマホばかり使っているので、今回は、折りたたみスマホを1か月ほど使って感じたことをまとめてみる。
折り目はそんなに気にならない
折りたたみスマホを使ったことがない人から1番受ける質問として、「折り目が気にならないのか」というのがある。人によって異なるだろうが、個人的には折り目は気にならない。
もちろん光の加減で目立つことはあるが、そもそもそんな場面は多くないし、折り目部分を触ることもそんなにない。特に最近の機種は技術も進歩して、折り目がどんどん目立たなくなっている。慣れたら何とも思わない。
重さはそのうち慣れる
折りたたみスマホは、基本的に通常のスマホより重い。VIVOやXiaomiの折りたたみ(国内未販売)であれば通常のスマホと同等の重量だが、国内で正規販売されているGalaxyとPixelの折りたたみは、まぁそれなりの重量がある。Galaxy Z Fold 6で239g、Pixel 9 Pro Foldで257g
しかし開いた時は小型のタブレットほどのサイズにまで大きくなるので、画面の大きさに意識が向くせいか、重いと感じることがあまりない。またiPad mini 第6世代で300g弱なので、それと比較するとむしろ軽い。
折りたたみスマホをタブレットとして見るか、普通のスマホとして見るかで判断が分かれそうな気がする。
取り扱いはそれなりに気を使う
折りたたみスマホは本体価格が25万円もするので、スマホの中でも高価だ。またメインディスプレイ(折りたたむ側の画面)は、爪を立てたり、物がある状態で挟むと故障の原因となるため、それなりに気を使う。修理費用も下手すると10万円以上になる。
またSNSでは使い始めて数ヶ月でメインディスプレイに不具合が出たという報告もあるため、そこが少し気になる点ではある。
動画はもう普通のスマホで視聴できない
折りたたみで動画視聴をすると、大画面で見ることに慣れてしまい、通常のスマホの画面サイズで動画視聴をしようと思わなくなる。デカいは正義だ。
総評
折りたたみスマホを使って思うのは、高級車みたいなスマホだなということだ。画面が大きい方が便利なのはわかるけど、大金を払ってまで手に入れたいものかと言われると、別にそこまでして欲しいものでもない、といった感じだろうか。
一般ユーザーからすれば、スマホは基本動作やアプリが問題なく使えて、それなりに写真が綺麗に撮れればそれで良いわけである。近場の買い物程度でしか車を使わない人が、スポーツカーや高級セダンを買わないのと同じだ。
あくまでマニア向けのスマホといった印象だ。でもロマンは確実にあるので、ガジェット系に興味がある人は、一度触れて見ることをオススメする。