好きな本の一軍はカバーも帯も捨てる
何度も読み返す本。
アンダーラインや折り目作りまくってる本。
これらは僕の中で「好きな本の一軍」に属しています。
その本には、人生に迷った時や何かしらうまくいかない時、どうにもやる気が出ない時、自分でもよくわからない謎の迷走状態の時の僕に良く効く「言葉のお薬」が載っています。
つまり、「中身の文章だけが僕には必要」なわけです。
なので、カバーも帯も捨てます。読み返しすぎて汚れてしまったパターンもありますが、僕にとってカバーも帯も役には立ちません。むしろ邪魔、だって読みずらいし、かさばるし、折れないかどうかとか気にしながら鞄に入れなきゃいけないし。
結局、本って「中身」が大切なわけです。たとえるなら「味」ってところですかね。料理は盛り付けのキレイさや器のセンスが問われますが、本は別にジャケットが雑でも、無でも、「中身勝負」。しかも既に一軍レギュラー確定してる本ならなおさら。売り払ういつかなんて絶対に来ない、てか売れない、アンダーラインばりばりで折り目つきまくりの本なんて誰が買うんですかって、買うの僕のファンの方くらいでしょ(←そして僕はジャニーズでっもなければイケメン俳優でもない、なので誰も欲しいなんて思わない笑)。
昔はコレクター気質、きれいに本棚に並べたい願望だらけだったので、すべての本のカバーと帯を捨てたりなんかできませんでした。ただ、「本は中身が大切」ってことに気付いてから、なんだかカバーも帯も要らないなって考えに至りました。読み返しやすいように、むしろカバーと帯を捨てたものは「あ、これ、一軍のやつだ」と、本棚を見て一瞬で手に取ることさえできます。一石二鳥レベルじゃない、鳥、何羽飛んでますか状態。たくさんの鳥が舞う空は美しい。
そんな一軍の本がこれからもどんどん増えていく未来、楽しみ。
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