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移住準備で後悔しているたったひとつのこと
もし海外に数年行ったきり日本に戻れないとしたら、どんな準備をしますか?絶対に持っていきたいものはなんですか?
いまはインターネットもありますし、物流システムもととのっています。なので、だいたいのものは海外にきてからでも手に入ります。
日本の食べ物はアジアショップである程度買えますし、日本から送ってほしいものも時間はかかるかもしれませんが郵送してもらうことが可能です。
実際に親や友人から荷物を送ってもらったり、Amazonグローバルで取り寄せたものもあります。
じゃあ、なにに後悔しているか、、、
それは
『おもいで』を持ってこなかったことです。
おもい‐で〔おもひ‐〕【思い出】
1 過去に自分が出会った事柄を思い出すこと。また、その事柄。
2 あることを思い出すよすがになるもの。
(デジタル大辞泉)
移住に限らずとも、ふとした瞬間に過去を思い出したくなることはありませんか。わたしは結構あります。数年前の今頃ってなにしてたっけ、こどもが生まれたときってどんなかんじだったっけ…とか。
そんなとき、写真や動画はおもいでをひきだしやすいツールです。
こちらで知り合った友人に日本のことや自分のことを話すときにも写真や動画があると説得力が増しますし、理解してもらいやすいです。
わたしはここ3~4年ほどのデータはクラウドに保存していますが、それ以前のものは違う場所*に保管しています。
日本の行事や家族や景色…。友人と会話しているとき、あの写真が手元にあればな~と悔しい思いをしたことが何度もありました。
そのため、全部のデータをすぐに見れる状態にしておかなかったことを、今とても後悔しているのです。
もし今、わたしが日本に1週間帰れるとしたら、真っ先に写真・動画をクラウドにすべてアップします。
データとして残っているもののほかに、小さい頃の現像した写真もいくつかピックアップして、スキャンしてデータとして取り込みます。
もちろん、クラウドは危険な部分もあるかとおもいますし、整理しないととんでもない量になります。
しかしどこにいても、どのデバイスからもアクセスでき、保管場所が必要ないというのは大きなメリットだと思います。
クラウド以外だと、HDDに保存や、厳選した写真を現像してアルバムにしておく、というのもいいと思います。
ただ、モノなので持ち運びが必要です。個人情報満載ですし、万が一荷物をなくしたら…と思うと怖くて、私は小さいアルバム1つしか持ってきませんでした。
それでもそのアルバムを眺めるだけでほんわかした気持ちになれます。かなり癒されます。
おもいでの力は偉大です。
心の中のおもいでもいいですが、写真をみるとその時のことを瞬時に色鮮やかに思い出せます。
だからこそ、すぐに見返せる状態にしておけばよかったなぁと後悔しています。
これから海外留学する方、海外に長期滞在する方の参考になれば幸いです。
最後に、海外生活中なんども脳内再生された名言をこちらに残して締めようとおもいます。
「すこしぐらい寂しくても思い出があたためてくれるさ」
(ドラえもんのび太の結婚前夜/しずかちゃんパパのセリフ)
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*上の方に書いた日本で私がおもいで管理につかっていたものはこちら。家庭用NAS(ネットワーク接続ハードディスク)です。帰国したらまたフル活用の予定です。
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