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8.31 終わりを思う
夏も終わる。8月は夏の代名詞で、9月なんてもう秋だ。カレンダーをめくるのと同じように、夏はめくられ、そして落ちる。
毎日何かしらの言葉を吐き出している。この行為は「千と千尋の神隠し」に出てきた、カオナシの行動のようなもの、と自分では思っている。欲望を欲望のまま体の中に溜め込み、悪いものでいっぱいになった体から、本当に欲しいものは得られないのだと現実を知り、絶望して一気に言葉を吐き出す。出し切った
8.21 暑さに酔う
鹿児島に飛ぶ。
割と無理なフライトスケジュール。それでも行きたい理由があった。
きっと本名で呼ばれることより、Twitterのユーザー名で呼ばれた回数の方が多かっただろう、鹿児島。なぜかあたしにとって、そういう場所。
令和の時代においてもまだ、男尊女卑の思想が根強い鹿児島において、女尊男卑なCFNMのSMをしたいと思い始め、相手探しを始めたのが7年ほど前。サディストな女性は少ないどころか、SMバ
8.18 思いつく限りを
自論。恋愛とかSMとかって宗教だと思う。宗教じゃなきゃいけないのかもしれない。盲目的に盲信していい。でなければ受け入れることなんて難しいのかもしれない。だって言ってることもやってることも、わりとぐちゃぐちゃだもの。痛いのに気持ちいいとか、愛してるから壊したいとか。脇の下から産まれたりとか、処女から産まれたりとか。似ている。
悲しさが怒りになるわけがない。ただ、たまに、「ありがとう、これでどこまで
8.17 そして眠る
AM5:20
もう起きる時間。夜中に目が覚めたのに再び入眠できなくて、解決したはずの、或いは終止符が打たれたはずのことを考えてしまって、そのまま朝を迎える。不毛で可愛い。
同じ言葉しか浮かばなくなってきたのは、言いたいことを全て吐き出したのだという証拠でしょうか。それとも主張など最初からなかったのだろうか。書くのをやめたから考えるのをやめたのではないことは、確か。きっとこの、ずっとどこかにある気
会いたい時に「会いたい」と言えて会いに行けることの大事さ。
かつて「肩まで沼にはまる」という表現がぴったりの相手がいた。
セックスもする関係で、簡単にまとめるならセフレだったのだと思うが、ただ会ってセックスするだけではなかった。
強く噛みながら痣を残してゆっくりゆっくりと射精をさせたり、女装させて女の子扱いした上であたし主導のセックスをしたり、騎乗位の最中に首を絞めたり、つまりそういう関係であった。
それを、主従の伴うソフトなSMだとは言い切れないが、