謎メーカーSIKAI CASEの左手キーボード見て
4月に買った左手用キーボードがめちゃくちゃ良いので喋る
左手キーボードってなに
PC作業で使われる小型のキーボード。各ボタンに好きなキーやショートカットを登録できる。ペンタブでデジタルイラストを描くときなど作業スペースの真ん中にキーボードを置けないときに使われることが多い?
買ったやつ
今年2023年の4月にアマゾンで購入しました。私が買ったのは9キー・3ノブ搭載、RGB発光&無線機能付きのものです。当時は割引で5000円しないくらいで買いましたが今見ると6000円になってます。
ブランドはSIKAI CASE と書いてありますがウーン聞いたことない
tourboxなど有名メーカーのものは平気な顔で数万円とかするので今回紹介するものはかなり安い部類だと思います。
同じ写真が使用されてる商品があったのでタイミングとかによってはアリエクで買った方が安いかも。ただし届くのは遅くなるし紛争が起こる危険があります
本体詳細
基板などをアクリルで挟んだ本体の上に9つのキースイッチと3つのノブが搭載されているシンプルな構造。側面からは内部のメカが透けていい感じ
上部?側面は左からUSB Type-C端子と無線有線切り替えスイッチ、レイヤー切り替えボタンがついてます。
裏側はネジ頭がむき出しなのでダイソーのゴム足とマスキングテープで滑らないようにしています。
また、プラスチックの角の部分がちょっと鋭すぎたのでデザインナイフで軽く面取りを行いました。
キー
写真のものはキーキャップが変更されていますが、最初は全てのキーに右上の黒いキャップがついた状態で届きます。
キースイッチはcheryMX軸との互換性があり、ホットスワップにも対応しています。
ツマミ
右回し・左回しと押し込み、1つのツマミに計3つのキーを割り当てることができます。ノブを任意の方向に一周させると、割り当てたキーが20回入力されます。
サイズが2種類ありますが機能に違いはないです。
カラーリングが某謎の遊具に似てて好きです
RGBライト機能
光る機能付きのものを選んだのでスイッチを押したときにキーの根元が光るように設定できます。ただし有線接続時しか光りません。私は無線でしか使わないので実質的に死に機能です。
実際に使ってみて
4月に購入して犬とか橋のドット絵に使用してから数か月放置していたはずなのですが接続操作を行うことなく使用することができました。PCの設定から確認してみるとバッテリーの残量は58%でした。数か月充電せずに放置して数日バリバリに使用しても半分以上残っているのは優秀では?
手になじむ形状
キーとツマミの配置がかなりいい感じで使いやすいです。親指・人差し指でカンバスを操作して他の指でツールを切り替えて操作、という流れを手元を見ずに行えるので作業がかなり快適になります。
左右非対称なのも左手用デバイスって感じがして好きです。
プログラマブルキーボード、便利
また、このデバイスはプログラマブルキーボードなのでキー割り当ての設定を本体に書き込んでおくことが可能です。スイッチのジョイコンやプロコンなどのゲームコントローラを左手デバイスとして使用する場合は各ボタンにPC側の操作を登録するなどの作業が必要になり、コントローラを使用する間は常にキー割り当てソフトを常に起動しておく必要がありましたがこのデバイスの場合は一度設定してしまえばいつでもすぐにショートカットキーを使用できます。PCでなく本体に書き込んでいるため、職場や学校など出先のPCでも使えるらしいです。
側面のUSB type-C端子でPCに接続することでキーの割り当て設定からバッテリーの充電まで行えて便利です
用途ひろがる3レイヤー
使用ソフトなどに合わせたプリセットを3つ保存しておくことができます。本体側面のボタンで切り替えが可能。
でも複数のソフトで使用したい場合正直3レイヤーじゃ足りないです。
ハードのカスタマイズ性も高いときた
さらにキースイッチの最大手、cherryMXと互換性があるため、キーキャップとキースイッチを自分の好きなようにカスタマイズすることが可能です。ホットスワップにも対応しているため、はんだなどの工作なしにキースイッチも変更することが可能です。
私は中央のよく使うスイッチを少し背の高いキーキャップに交換することで押し間違いがないようにしています。ちょっと賢すぎ
また、脳みそがガキなので手に反応があるものが大好き!キーボードは青軸のメカニカルキーボードだしハンドスピナーも大好き。なのでこの左手キーボードもカチカチとした感触の軸に換装しています。うるさいので外では使えませんが
具体的な使用スタイル
Aseprite
asepriteというのは私が愛用しているドット絵・アニメーションの制作ソフト。機能モリモリかつデザインもかわいい有料ソフトです。9つのスイッチにはやり直しやコピー&ペーストなど基本的なショートカットキーを割り当てて、ツマミは画面の拡大縮小とブラシサイズを操作できるようにしています。ペンタブと左手キーボードでだいたいの操作がスムーズにできるため快適です。キー4とツマミ2の押し込みに割り当てた色指定範囲選択と選択解除のおかげで疑似クリッピングを簡単に使えてかなり便利。
YouTube
キースイッチには再生停止、ミュートや全画面切り替えなどの基本操作を、一番手前の大ノブには「、」「。」を割り当てて動画のコマ送り再生が簡単にできるようにしています。
アキバ楽しかった
キースイッチとキーキャップはどちらも秋葉原の遊舎工房で購入しました。自作キーボードをメインで扱っているお店で自作のキットからパーツのバラ売りまでしている楽しいお店です。ゲームボーイの本体とパーツを探しにアキバに行ったときに初めて訪れたのですが、展示されている自作キーボードを見るだけでも楽しいしキーキャップがランダムに手に入るガチャもあるので是非行ってみてください。
今回は浅草橋で開催されたドット絵のイベント、The Pixel Streetのついでに訪れました。土曜日ということもありかなり混んでいました。
まとめ
価格帯のわりに機能がモリモリな中華の左手キーボード。カスタマイズも楽しくておすすめです!!
左手デバイスを使って快適にドット絵をかこう
カスタマイズできるガジェットは最高
スケルトン素材のガジェットも最高
アキバに行ったら遊舎工房に遊びにいこう
謎の遊具を触りに静岡行きたい