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フェムテックアイデアソンイベントレポート

こんにちは、YUIです🐶
先日、個人のお仕事として、イベントの企画〜開催までお受けして、
学びが大きかったので、久しぶりのnoteを書きたいと思います。

私自身ネクイノを辞めてから色々と悩んでいた時に、スタートアップカフェ大阪の方とお話して「起業したい人を支援したいけれど、まだまだそれができていない」という声を聞いたことから、「自分に何か出来るかもしれない」と感じて企業支援のイベントを開催することとなりました。

イベントを開催するまでの経緯や、会社辞めてから何してたん?といったことはこの記事に書いてますので、合わせて読んでもらえると嬉しいです☺️

今回は「フェムテック」というテーマで、終日のアイデアソンを開催。
誰のどんな課題をどうやって解決するのか?というフレームワークで、新しい事業の作成〜発表をしてもらいました。

当日は男女問わず大学生1年生から社会人の方まで合計13人の方にご参加頂きました☺️✨

※アイデアソン=新しいアイデアを生み出すために行われるイベント

▼フェムテックアイデアソン告知時

イベント終日どのようなことをしたのか書いてますので、これからイベントをする方がいれば参考にしていただけると嬉しいです。


オープニング/自己紹介

イベントの主旨とチームごとに分かれて座っていただき、それぞれ自己紹介を行ってもらいました。チーム分けはMBTI診断を事前に参加者の方に受けていただき、タイプがバラバラになるように振り分けました。

びっくりするほど当たるので、自分のこと知りたいなと思ってる方ぜひ無料でこの診断受けてみてください💡

キートーク

自己紹介が終わり、株式会社ネクイノ代表の石井さんより、起業ってそもそも何?会社ってどういう風に作るもの?などをお話しいただきました。

みなさん真剣に聞いてる様子☺️

せっかくなので、みなさんにもイベント内で石井さんにお話頂いた内容を少し紹介します!

新しい事業を作る際の考え方。私も起業準備中で1~5で行ったり来たりを繰り返しています😂
どうなっているとその事業が意味があるのかがわかる基準を図にして説明してくれました。課題が深い、深刻であるか、どんな未来をつくっていくのか、アイデア(解決策)のよさが重なっていれば◎
私も海外でもうすでにあるプロダクトを日本に持ってくると流行るのでは?と考えたこともありますが、誰のためのどんな課題を解決するサービスかを深く考えられず、行き詰まる事がほとんどでした。。。

マシュマロチャレンジ

新しい事業を作るにあたって、メンバーの適性や特徴を知ってもらう、早く仮説を立てて、検証をしてみる、失敗をしてもいいから挑戦をするということが大事になってきます。

それを参加者にどう体験してもらうかということで、キートークが終わってからは、マシュマロチャレンジをみんなでしてもらいました。

マシュマロチャレンジ:パスタ、ひも、テープ、マシュマロを使って、テーブルからマシュマロまでの高さを競うゲーム

なかなか立てられるチームが少ない中、「立った!!」と感動している参加者の様子

こちらのマシュマロチャレンジと自己紹介を経て、メンバーの特性が分かった段階でチーム内でCEOを決めてCEO Tシャツを着てもらいました。

チームの中でCEOの役割とメンバーの役割を決めてもらいました👏
実際のCEO Tシャツ

メンターとのお昼ご飯

それぞれのチームにメンターについてもらい、ランチタイム🥪

それぞれのチームで色が出ていて、就職やインターンについて話を聞いている方や午後からのワークショップに向けて話をしている方など多岐にわたってのトピックが出ていました。

どのチームもわいわい楽しそう✨
頭を使うので、糖分が手軽に取れるフルーツも今回用意しました🍇🍊🥝

ワークショップ

ランチタイムが終わり、ワークショップを開始。

ワークショップでは「誰のどんな課題」があるかを定義して、その課題に対してどのようなアイデアで解決策を出すのかを話し合います。

まずは「誰」の課題かというところから話し合ってもらいました。

「私」の課題や「おばあちゃん」の課題、「お母さん」の課題など、身近な人たちを起点に話をしているチームが多かったですね。

次に、その人たちがどんな課題を抱えているのかを言語化していきます。

自分の感じた課題や、身近な課題を話しているチームが多く、「わかる〜!」といった声も各テーブルから聞こえてきました。

生理について話すことってほとんどないし、やっぱり話しづらいよねという話から、
生理をタブー視する風潮を課題に設定する1班。

他にもメンバーの1人が遠くに住んでいる祖母が心配という話から、高齢者の健康や更年期の課題を解決したいという班や、多様な価値観を前提としたマッチングアプリがあるといいよねと話を広げる班、「女性のキャリア」というテーマで事業案を考えたいというメンバーが話を進めていました。

自分たちが大学生になってから急にメイクをしないといけなくなって、
勉強するのも難しいし、大変だよねという話で盛り上がる5班。

どのチームも課題が定義できてきたら、その課題をどうやって解決するか?というアイデアを出していきます。

色々なアイデアを出しながら、それだとこの部分が懸念されるのでは?もう少し深く知る必要があるなど、議論が熱いチームも多かったです。

方向性が決まってきたら、ビジネスモデルをいよいよメンターと話をしながら作り込んでいきます。発表までもう時間がないと言いながら、どのチームもアイデアを具体的にして、発表資料作成や発表の練習をしていました。

発表

そして、いよいよ発表です。

1班:生理をオープンに語れる風潮を作るフェムテックイベントの提案

「生理」に対してまだまだタブー視されている風潮を課題とし、オープンに語れる風潮を作れるフェムテックイベントを提案。サービスの提案ではなかったのですが、まずは啓発をすることが必要だと思ったのでとCEOが言い切り、とてもかっこいいなと思いました👏

2班:50歳代の健康を見守るスマートリング

50代は自分の体の変化が顕著になる、その時に対処方法や相談場所がわからないといったことを課題定義。今あるさまざまなウェアラブルデバイスはつけはずしをする事が前提、だけど、常につけておける方がいいのではないかということで「指輪:リング」をウェアラブルデバイスにして、毎日の体調変化に気づけるようなサービスを提案。
50歳の誕生日にお母さんに送りませんか?といった言葉が最後にあらわれ、贈り物としてのサービスすごくいいなと思いました。

3班:匂いでマッチするマッチングサービス

外見、年齢、趣味でマッチングするのではなく、「匂い」でマッチングするサービス「B-side」を提案。自分の匂いを数値化して、嫌いな匂いを知り、登録しておくというサービス、価値観が多様化する時代で「匂い」を特徴としていて、とても斬新なアイデアだと思いました。もしリリースされたら、使ってみたい😂

4班:ママ同士で、仕事のスキルを教え合うキャリアを応援するサービス

結婚・出産で退職をしたけれど再就職を希望しているママをターゲットに復職後に使えるスキルを休職中のママ同士で教えあえるC to Cのオンラインプラットフォームを提案。
1枚目のパワポが「全ての女性がライフイベントに左右されることなく、自らの望むキャリアを歩める世界をビジョンとしています」で、つくりたい未来を明確にしていて素敵な発表でした👏✨

5班:義務教育の中に「メイク」を取り入れ、メイクのハードルを下げるサービス

ワークショップ中に自分たちが抱えていた「メイクって勉強するの難しいよね、社会に出たら必要なのに誰も教えてくれない」といった課題を深堀り、義務教育に「メイク」の実習や授業で学べるよう化粧品会社と協力して提供するサービスを提案。

ネクイノが伴走して、事業化を検討する「ネクイノ賞」の発表🎉

発表が終わり、実は良いアイディアがあれば実際に事業化しても良いよねという話がネクイノの経営陣の間であり、今回なんと2つも選ばれました!

①50歳代の健康を見守るスマートリング

受賞した2班のコメント:実際に自分の祖父母を思い出して、事業を作りました。
こうやって形になって発表できてよかったなと思います。

②義務教育の中に「メイク」を取り入れ、メイクのハードルを下げるサービス

受賞した5班のコメント:私自身も感じていた課題で、
これを機会に実際に実現できると嬉しいなと思います。

この2チームには3ヶ月を1クールとし、このプロジェクトを支援しながら進めていきますので、また進捗があればこちらのnoteでご報告させていただきます。

また、イベント後のアンケートでも熱量が多いコメントが多く、とても嬉しかったです😭

”誰の課題をどうやって解決するか、実際考えることができてとても勉強になりました。いつもの仕事では使わなかった脳の部分を使えた感じがしてとても学びが多い日曜日になりました。ありがとうございました!”

イベント後アンケート

”チームメンバーの大切さや、それぞれの個性を活かしてくれる言葉の掛け方、関わり方。メンターの方から頂いたアドバイスを自分に落とし込むための考え方。”

イベント後アンケート

”メンターの方々や事務局の皆様がすてきなイベントをしてくださり、とても貴重な経験になりました。ほんとうにありがとうございました。”

イベント後アンケート

まとめ

私自身、学生時代にとにかく何かをしてみたくて、有り余るパワーを持て余しながら過ごしていました。そんな時にネクイノの代表の石井さんと話をして、石井さんの語る夢がすごく面白そうと思い、ネクイノでインターンを始め、「スマルナ」を立ち上げて3年半ほど携わり、人を応援することが根っから好きな私はスマルナを通して多くの女性を応援したいという一心で仕事をしてきました。

また、起業に興味があるものの、何から始めるといいのかわからないなと思っていた時に、代表にいつも事業を作るとはどういうことなのかを話してもらっていた経験から、学生の皆さんにその経験をしてもらえるといいなと思ってイベントの企画・運営をさせていただきました。

その結果、予想以上に反響をいただけて本当に嬉しく思います。

同世代や若年層のやりたいことに挑戦できる環境を作れることは私自身もすごくやりがいを感じるので、改めて一緒に開催を快くOKいただいた株式会社ネクイノさまと関西大学法人「スタートアップカフェ大阪」さま「ハックアカデミー」さまに感謝です。

みなさんの、熱量やパワーを直接肌で感じれ、私も頑張ろうと思えた1日でした。
参加いただいた皆さんありがとうございました😆✨
笑顔が素敵な株式会社ネクイノのメンター陣


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