0歳娘の重度アトピー奮闘記 vol.5
「私たちがハマった落とし穴」
今回は私たちがハマった落とし穴について書いていきます。
大きくはこの3つの落とし穴に派手にハマっていたんじゃないかと思いました。
・ステロイド=悪の思い込み
・グルテンフリーの落とし穴
・無知すぎる!アレルギー体質になるメカニズム
ひとつめ
「ステロイド=悪」と思い過ぎてしまうこと
これに付随して
「自然=正解」と思い過ぎてしまうこと
これはなかなか気づきにくい落とし穴であったなーと感じています。
今日はまず、これについて。
ステロイドは悪なのか
前回「民間療法でがんばるパターンでブレまくる」話でも書きましたが、上記のような思考が根底にあって、なんかちゃんと正しく知っていなかったなーと思うのです。
ステロイドって悪なんじゃなくて、めっちゃ優秀な対処のアイテムということです。
ただ、あくまで「対処のアイテム」ではあるので、使い方が大事で、間違えると当然害にもなるよという話です。
(文字にすると当たり前のこと言ってるよなーw)
■ステロイド=悪→やめたいので中途半端な使い方になってしまう
実際に自分達は、かわいそ過ぎて塗る、でもやめたいからやめてみて、でもまた酷くなってやっぱ塗ったり、ちょっと塗ってみるみたいな中途半端な使い方もしたし、ここもブレまくったのが実情です。
まあ、でもね、こうやって実感しないとわからなかったなと思ったりもしますね。
やがて痒くて寝れない、痒くておっぱい飲めない、こういうときにはステロイド塗るという結論になっていくのですが、こんなことも字で書いちゃうと普通の話なんですけど笑
お互い自分の意見や感性、主張をなかなか曲げないというか納得しないことができない夫婦なので、、ここに行き着くまでにもたくさん言い合いして、時にこっちがステロイド推奨派になったり、時に妻がステロイド推進派になったりして、今思えば面白いですが、そんくらい一口に「ひどい時は使う」のひどいときの解釈も人によって違うんですよね。
正当化してしまうメカニズム
■自然=正解→けっこうやばいのに放置してしまう→それを正当化する
これもあるなーと思います。
1歳とか2歳になったらツルツルになってるよーって言葉に勇気もらって、日々良くなったり悪くなったりする肌と付き合っていこーと思っていたんですねー。
ステロイドなんかに頼らずに自然なもので、とか言って、いろんなもの塗ったり漢方飲んだりしたんだけど、ほぼ変わりませんでした。でも、そのうちステロイド塗らずに努力している自分達を正当化しはじめます。
「脱ステ」なんて言葉もあって、なんかいかに脱ステするかって憧れのような感じにさえなります。
実際のところ赤ちゃんは毎日めっちゃ痒くて苦しんでいるのが続いているのに・・・という。
無知によって苦しめる事実と向き合う
このあと、むしろその火に油を注いでいたことに気づき唖然とするわけですが、知らないから、自分らはいいことしているつもりで、ホントは・・・みたいなことを1年も2年もやるってのは、まじでハマらなくていい落とし穴ですよね。
広い意味では、対処に正解はないし、色々な手法で何を頑張って何か月なのか何年かかかって改善した人を全く否定をしたいわけではないですし、自分達も色々と探したり勉強したことは遠回りであろうと良いことだとは思ってはいるんですけどね。
厳しいけど、無知であるが故の遠回りは赤ちゃんを苦しめているという事実については、ちゃんと現実と向き合うべきだなと思いました。
つづく