5つの壁を知り「ママによる英語絵本読み聞かせ」継続する方法【前編】
長野県軽井沢町で男の子2人を育てながら、対面/オンラインの英語絵本の読み聞かせ会や英語絵本読み聞かせの講座を開催しています。
(詳細な自己紹介はこちら:はじめまして、原 奈央子です|原 奈央子(翻訳/英語絵本読み聞かせ)|note )
ママによる英語絵本の読み聞かせは以前の記事の通り、
「毎日1~2冊程度の英語の絵本をママがお子さんに読んであげる。」だけ。
ですが、何もかもスムーズに進むのは稀で、
進める中でつまずきポイントがいくつもあります。
「我が家には無理かも」、
「うちの子には向いてないかも」と思わずに継続していくため、
直面しやすい壁を5つご紹介します。
①習慣化の壁
なによりも初めに「英語絵本を毎日読む」ことの習慣化が難しいと感じる方が多いでしょう。
1度習慣化してしまえば絵本の読み聞かせも
「歯磨きをせずに寝付くのは気持ち悪い」のと同じような習慣になりますが、
そこまでの習慣にするのには時間がかかります。
コツは、「すでに習慣になっているものと組み合わせること」。
「食べる」、「寝る」などは恐らく誰もが毎日行っていることだと思いますので、
このような「必ず毎日行うこと」の前後にくっつけてあげると
習慣化しやすくなります。
我が家は子供が小さい頃は
絵本を読むと興奮して眠れなくなってしまっていたので、
よく食後に読み聞かせをしていました。
食後だとすでにきちんと座っているので
よく聞いてくれていたようにも思います。
今は寝付きもよくなったので寝る直前に読み聞かせをしています。
すっかり習慣化しているので時々夜遅くなってしまったりして
読み聞かせをせずに寝かしつけようとすると、
子供たちの方から
「今日は読めないの?」、
「1冊だけでも読めない?」と聞いてくるようになりました。
②「英語、嫌!」の壁
保育園/幼稚園に通い始めて日本語での会話が増えると
赤ちゃんの頃からずっと英語絵本を楽しんできた子でも
「えいご、いや!」と言って
日本語の絵本を好むようになることがあります。
これは日本語が発達し、心地良くなってきている証拠。
外国語の習得には母語の発達が不可欠ですので、
この時期にはしっかりと日本語でのコミュニケーションや
読み聞かせの時間を取ってあげ、
日本語をぐっと伸ばしてあげることをお勧めします。
ただし、英語絵本もゼロにしないように注意が必要です。
お子さんの様子をよく見ながら、
ママが自分のために音読してみたり
英語絵本を眺めてみたりしていると、
自然とお子さんが戻ってくる時期が訪れます。
我が家は長男のこの「英語、嫌!」の時期に次男が生まれ、
毎日の家事・育児のバタバタが加わったので
英語絵本ゼロの時期が実は半年~1年ほどありました。
しかし、私が英語絵本読み聞かせの活動を再開したり
仕事柄家庭内に英語は存在し続けていたので、
そのうち子供の興味も戻って来て、弟に英語絵本を読むようにもなりました。
続きは次回、【後編】にてお伝えします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?