沖縄撮影ツアー2024夏【二度寝、二の膳、二種合い盛り】
私が通っている写真教室で講師をつとめてくださっている石井秀俊先生の主催する沖縄撮影ツアーに参加してまいりました。先生の講座に通っているみなさんと二泊三日の沖縄の旅です。楽しい旅ですから、三年連続で参加しております。
今回の旅ではじめて、予定どおりに起床できまして、少しはからだの使い方に慣れたようです。ふだんから、出かけるにも日帰りが多くて、自分の部屋でないとゆっくり眠れない体質です。
バルコニー出て、カメラの結露を拭き取りながら、よい頃合いを待つのです。私は、たまにしかこれをやりませんけど、風景写真家の先生方は、足元の悪い中でじっと構えて待っておられるのでしょうから、耐え忍ぶ頑丈さが求められるたいへんなお仕事ですね。
二日目の旅程は、午前に古宇利島に、午後は海洋博公園に向かいました。お昼過ぎにはオリオン本部リゾートに入り、午後はじっくり散策できる予定が組まれていましたので、時間に追われることが少なく、過ごしやすい旅です。
ハートロックのあるティーヌ浜から始まります。最初に訪れたときは、道なき道を滑らぬように降りていった覚えがありますが、浜の周囲も含めてずいぶんと開けてきました。それから、ハートロックのハートは岩の形と誤って理解しておりましたが、岩の間からハート型が見えるのが正確だそうです。今回は、正解の写真が撮れました。
快晴の古宇利ビーチでも、海水浴に来ている人でにぎわいます。私どもは、冷たい海水には目もくれず、ひたすら橋を撮るのです。端から端まで。
ワルミ大橋の上から見下ろしますと、ここはとにかく水面がきれいな色で、カメラを向けていて楽しいところです。道の駅にある展望デッキもおしゃれで、ただ暑すぎてゆっくり休む気分にはなれない季節です。
ホテルに到着したら、すぐに海洋博公園に出発します。オリオンビールでも飲んで小休止と決めたいところですが、油断すれば涼しくて広い部屋の中で微睡んでしまい気づいたら、朝です。ふとんの誘惑を祓いましょう。
今年は熱帯ドリームセンターに、RF35mm F1.8の単焦点レンズ一本勝負と決めて持ってきました。長いこと持っているレンズですが、なかなか使い慣れず、もっと練習をしなければと。
オリオン本部リゾートは、食事がおいしくて、満足いたしました。ブッフェに行けば、お皿に肉ばかり並べて、学生さんみたいな飯の食い方をしているのですが、これが一番おいしい食べ方です。また、オリオンビールのプレミアムをはじめて飲み、香りと口当たりがよく、おすすめできます。
星景写真に挑戦すべく、バーでみなさんと夜更けを待ち、お部屋に帰ってもぞもぞと。説明を聞いたとおりに準備したつもりでも、思ってもない写真ばかりであれこれとやり直し、夜空を撮影する勉強となりました。
せっかく来たのですから、いつもやらないことを体験できるとうれしいものです。今年も得るものが数多くありました。ひざの負担も徐々にきて、足のまめがつぶれて、なかなか消耗しながら二日目も満足で床に就きました。