沖縄撮影ツアー2024夏【始めたら、三年は続けろと昭和おじさんは言うけれど】
私が通っている写真教室で講師をつとめてくださっている石井秀俊先生の主催する沖縄撮影ツアーに参加してまいりました。先生の講座に通っているみなさんと二泊三日の沖縄の旅です。楽しい旅ですから、三年連続で参加しております。
梅雨が明けたばかりの沖縄は、太陽がのっけから本気を出して、高温多湿で私どもをお迎えいただいております。外に出てはいけませんと警報が鳴り止まぬ中、本日も私どもは炎天下の撮影に向かうのです。
三日目の旅程は、海中道路を通って果報バンタへ、折り返して豊崎SUNビーチ、瀬長島ウミカジテラスと移動の多い一日となりました。
日の出前からカメラを準備して、バルコニーで待つ。やや涼しいけれど、湿度は厳しい。朝日が海を照らし、水面への写り込みがとても美しい。
果報バンタでは、海の色の変化を楽しめます。やや風がありましたが、穏やかな水面でした。せっかくバンタに来たら、ぬちまーす塩を買って帰りましょう。塩辛さが控えめで、肉の旨みを引き出してくれます。
豊崎SUNビーチでは海と空と、ときどき飛行機と。そこに赤い屋根の建物や植樹を組み合わせて、冷静に考えるには気温が高すぎるのです。
最後に訪れるのは、瀬長島ウミカジテラスに。誘われるままに展望台に、ここでは一月分くらい階段を登りました。しばらく階段は遠慮します。腹減りのまま食べたスパムおにぎりが感動のおいしさ。風があり、日陰で休みながら周るのです。無理は禁物です。
真っ白な建物に囲まれるおしゃれな街並みです。歩いて、どこを切り取ろうか考えて、やりがいのあるところ。好きな場所です。気がつけば、汗で背中もおなかもずぶ濡れじゃありませんか。
とても短く感じるくらい充実した三日間で、年明けからまともに休みもなかった生活に、一時の休息とうるおいをいただきました。厳しい日常から離れて、美しい風景に、おいしい食事に、活力が湧くものです。ご一緒させていただいたみなさんとのコミュニケーションも得るものがありました。
ここまで約三年間、よく続けてこられたなと振り返ります。
毎年、力試しのつもりで、一年間学んできたことをどうやって作品の中に表現しようかということも参加する意義となっています。足りないところは山ほどありますし、作品を見ることで学ぶことも数々あります。
当面の課題は、距離感。
遠路、お疲れさまでした。