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福祉の横のつながりを育む

 ー『福祉(業界)って意外に横のつながり作りたがらんよねえ』ー
最近とある福祉関係の方とそんな話をしていました。

 長崎市でも、やっと就労支援事業所などが横のつながりを育み、お互いの「得意」を活かして分業制で一つの制品をつくる事業所が出てきていい傾向になってきたなとは思いますが、僕が就労支援事業に関わっていた頃から分業制やつながりが唄われていたため、かれこれ10年近く経ちます。

 昨日は11時から『みらい長崎ココウォーク』の『スターバックス』で「NPO法人 発達障がいお悩み預かり所かぎしっぽ」さんのスタバ発達相談会が初めて開催されました。 

 長崎大学医学部の精神科医の研修医の方が理事長を務めています。また、たまたま知人の方が理事をされており、今回の初の試みであるスタバでの相談会を企画段階の半年前に聞くことが出来ていたため、アンテナを張りやっと参加することが出来ました。

 緊張はしましたが、みなさんお優しい方ばかりで少しずつアイスブレイクしていきました。支援職の方をはじめ、発達障がいを抱えられたお子さんをお持ちのご家族様も来られていました。
 討論ではなく、お互いの持っている情報、そして不明点をみんなで共有できていて素晴らしい時間となっていました。

 中身の詳細は基本的にクローズな会なため発信はできませんが、僕から2点お話したのは、、

①子どものころからいろんな大人に関わり可愛がられる当事者に育てることで親亡きあとも安心して支援職や周りの方にサポートを受けることが出来る。(=依存先を増やす)

②もし、学校卒業し社会に出て適応できずに精神面で二次障害を抱えても、僕をはじめ仲間の精神障害者ピアサポーターや生活介護や就労支援だけでなく居場所としての地域活動支援センターなどの社会資源もあるため頼ってください。

という内容を伝えることが出来ました。僕の話をメモしてくださる方もいらっしゃって、ありがたいことだなと感じながら話していました。

 保護者の方々は『社会や学校での生活は大丈夫だろうか?』、『親亡きあとの生活はどうなるだろうか?』『思春期が不安』などとたくさんの不安を抱えられていますが、こうやって日々の体験談や思いを吐き出せる場は素晴らしいなと感じながら参加・見学していました。

 これから、かぎしっぽさんとのつながりが育めたため、発達障がいの子どもたちが中卒、学校卒業時、成人を迎え社会人になったときにスムーズに必要なサポートを受けられる受け皿や居場所づくりをしないといけないなと痛感させられました。

 今後、かぎしっぽさんと連携し切れ目のない支援の一助を担えたらいいなと、そんな夢を抱きながら会を終えました。
 あっという間の楽しく学び深い時間となりました。

 これから横のつながりが育まれ、まだ見えていない世界がどのように拡がっていくか楽しみでなりません。

 みなさんも良い週末をお過ごしください。

 




代表:竹内(たけうち)
長崎県長崎市在住 37歳男性
趣味:ラジオ鑑賞、カフェ巡り、美術館鑑賞、音楽鑑賞
特技:書道、水泳
mail: takeuchi.peer2525@gmail.com(ビジネスメール)

<主な活動>
◎任意団体長崎Ripple理事長
●NPO法人 長崎のぞみ会 のぞみ共同作業所 理事
●精神障害者ピアサポーター
●ファミリー・サポート・センター長崎 まかせて会員(長崎市社協 受託)

<取得免許>
●中学校教諭一種免許状(社会)
●高等学校教諭一種免許状(地理歴史)


【★今日の1曲★】



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