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「なぜ星付きシェフの僕が★サイゼリヤでバイトするのか?」を読みました(読了オススメ本)
どうもひげあんです。ブランディングを推進しています。ブランディング、マーケティング、デザイン関連でぼくが読んで良かったという本をご紹介しています。
なぜ星付きシェフの僕が★サイゼリヤでバイトするのか?
ちょっと前2020年コロナが襲来してきた夏の本ですが入手して一気読みしました。
自分の領域のなかで、やっぱり下に見てしまうであろう、低価格ファミレスサイゼリヤにミシュラン★のシェフがアルバイトに行く。
ミシュラン一つ星イタリア料理店、ラッセ、オーナーシェフ村山太一さんのバイト体験記と想い、得たものを綴った本でした。
ぼくもサイゼリヤけっこう行きます。
なんで行くの?
味もよし、価格は安い、席もまあよい。家族でもひとりでも行きます。
息子はサイゼリアでは、ミラノ風ドリアと辛味チキン、小海老のカクテルサラダが定番です。たまにエスカルゴです。
ひとりでも空いてるときはソファ席まで使わせてもらっています。以前は職場の近くにありランチにも行ったし、いまはちょっとした作業タイムもさせてもらっています。(WIFIと電源あればもっと最高なんだけどそれは料理店ということを守っているのかもなとも思う)
ファミレス行くかっていうより、サイゼる?という固有名詞が出る。老若男女に好かれているサイゼリヤある意味すごい。
サイゼリヤといえば、サイゼリヤの良いところ、サイゼリヤのもっとこうだったらいいのに、そんなアンケートを取ったらどうなるんだろう。
一流シェフのバイト体験記と想い、得たものを綴った本
なんで星付きシェフ、しかもオーナーがアルバイトに。
なんのこっちゃと思ったらまさしく、企業の営み、理念とパーパスのこと、マーケティングの真理がイタリア料理店の経営者&ベテラン名シェフの目線から書かれていました。
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なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか?
レストランラッセオーナーシェフ村山太一
なかでもすぐやる。良さそうなことはやってみる。徹底的に真似してみる。真似というかそうなるくらいやってみる。TTPに通じるし、良さそうと思ったら誰よりも早く実行してみること、まさしくマーケティングだなと思いました。
これは経営者のオーナーシェフだからこそ感じる事業としての強烈な危機感も感じたのかも。これは個人事業主やフリーランスも感じるところ。そして固定観念は人の成長を止める。「当たり前」を疑って自分を成長させていく、楽しんでいきたい。
現代社会はいつライオンに食われるかわからないサバンナだ。
すごい人のやり方を丸パクリすれば、最速最短で成長できる。
おもしろい例えオリジナルワードも覚えやすい
#サバンナ思考
#マヨネーズ理論
やらねば感覚、普通に実践してきたということがすごい。自分の店と、サイゼリヤの対極にあるところへ飛び込んで得られたこと。
ぼくもこれから対極だったり、違うチェンジがあるかもしれない。変化やある程度の負荷がなくては自分の変化(成長)はないんだろうな、引き続きおもしろいと思ったら手を挙げよう。(手を挙げていまFigma Community AdvocateとしてFigmaコミュニティ運営をしています)
企業の営みの真理
理念とパーパスのこと、マーケティングの真理
企業や商品は、誰のために。 人のために。
どうなってほしいのか。 幸せのために。
そのツールが料理だっただけなそうな。
ぼくでいえばデザインやブランディング。
かかわるみんながいい感じになってほしい
だから、そのためには、オリジナルなコンセプトが大事だから整頓する
それを伝えるためにコミュニケーションデザインまでする。
巻末の座談会の章のなかでこんな箇所が、
ビジネスっていうのは、自分の得意なことで世の中の困っている人を助けようとするよね?
そこからはじまって、でも仕事は営み、効率的なほうがいい。デザインでいうと真似はタブーだ。でもビジュアルや意匠の盗用のこと。考え方や進め方で真似することで効率的に進められることは良いはずだ。ブランディングにもデザインにもマーケティングは必要、まったくTTP(徹底的にパクる)に繋がるものだなと思った。
まとめ
この本を読んで良かったのは、そうなんだねそれでいけばいいんだよねの共感がとても大きくうれしかったこと。なんのためと、コンセプトとインナーブランディングと。今はいま、いまはそこだし、それは自分がそうしてそこにいる、そしてそこから。
開発でもデザインでも、マーケットの領域でもビジネスマンにおすすめの一冊です。文書も簡潔でさらりと読める(分かりやすい)です。
余談
サイゼリヤといえばわたしは以前千葉県市川市の本八幡に住んでいてサイゼリア1号店の前をたびたび通ることがあり、このちっさい店がはじまりかよ、今の規模を考えるとすげえなと思っていたものです。
急激に拡大したのかな。すばらしい理念があっても大企業病で悩んだこともあるんだろうか、それを乗り越えていまがあのかもしれない。ウェイティングを待ってでも入店する。これブランディングの選ばれる、あたなじゃなきゃまさに。
村山さんのレストランラッセといえんば、以前に妻と義母がラッセでランチしてきたそうな、驚くボク。ぼくいま本読んでるよって。あてにしていたランチが急遽NGになりたまたま入れたお店がラッセさんだそう。料理もおいしかったけど、そのほかのこともうれしそうに教えてくれました。最後は村山さんがお見送りに来てくれたそうな。接客や雰囲気を含めたトータルよかったらしい、それはおいしかったね(良い体験だったね)。
したいこと発言してみることも大切だということ。ぼくも村山さんの料理食べてみたいし、お話ししてみたい。なにって肌感を知りたい、わくわくするのかってこと。奇遇がありますように。
そして技術や開発はすごいのに売り方や効かせ方がこれから。そんな事業にブランディング(コンセプト設計)とコミュニケーションデザインでバーンと事業を大きくしたり、教えることから良くなる教育、育成貢献や変革したい。
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ブランディングとデザインで事業推進を支援しています。社会に良い影響を残したいと思っています。自然と畑とものづくりが好きな千葉県流山市に住む穏やかなブランドデザイナーです。課題をデザインで解決したいというポジションや案件のお声掛けお待ちしてます。
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家庭菜園家
安藤(ひげあん
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