{読書感想短歌*52}P・G・ウッドハウス 『お呼びだ、ジーヴス』
照明と台詞の染みたお仕着せで 君が君より君らしいマチネ
syoumeito serihuno simita osikisede kimiga kimiyori kimirasii matine
バーティー・ウースター不在(!)のジーヴスもの。戯曲を小説にリライトした作品だからそうなったようで、こころなしかジーヴスのキャラもいつもとちょっとちがうような。ていうかちょっと濃いような。
※「ジーヴスが、(村祭りなどで)頼まれてジーヴス役をやっているお芝居を、ウースターは客席からみてる」ような作品、という、訳者さんの解釈がすてきだなとおもって。