{読書感想短歌*112}誉田哲也 『ソウルケイジ』
カオカタチはさておき魂のありようは自分が選んだひとに似るんだ
姫川玲子シリーズ。鮮烈な姫川デビュー作だったストロベリーナイトに比べ、事件も捜査も落ち着いてるというか、ぶっちゃけ地味め。個人的にはこっちのほうが断然に好みだったりするなぁ。職人みたいな刑事さんとかすき。
※〈父と子〉というモチーフが各所に出てくるお話だった。(前作では影が薄かった姫川父もいい感じで登場。)フィクションでもそうだけど、現実でもまだまだ、「生まれてくるときに選べなかったもの」で評価されることが多すぎて、そこにだけは、いつでも全力で〈NO!〉とおもうものです。
(余談ですが)noteでルビがふれるようになってたので(運営さんありがとう!)、ダサかっこいい(←と思ってたらしい。)ローマ字表記添付をやめてみることにしました。どっちがいいのかまよいちゅう。