{読書感想短歌*130}ディクスン・カー 『アラビアンナイトの殺人』
あまりにも完璧すぎるトリックを自慢したくて自白する夢
amarinimo kanpeki sugiru trick wo jiman sitakute jihakusuru yume
3人の警察関係者がリレー形式で事件の展開 + その段階での推理を語り、それを聞いてたフェル博士が、「犯人、あのひとじゃね?」(という口調ではないが)って教えてあげちゃう安楽椅子探偵スタイル。ちなみに、アラビアンナイトコスプレのひとが殺されるんだけど、アラビアンナイトとはあんまり関係ない殺人事件である。
※もしも自分が犯人で、すっごいトリック思いついて、(アリバイもいいけど、密室モノならなお可。)やってみたら大成功!ってなったのに…誰もそのあたりツッコんでくれなかったら…かくれんぼでうまく隠れすぎた子みたいな孤独をかんじるとおもう。つまりはアレだ、探偵と、犯人の、相互依存についておもうの歌(ホントか?)。
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