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{読書感想短歌*45}ローレンス・ブロック 『石を放つとき』

探偵の顔をしたまま彼のひとは膝がきしむと笑いをり NY

tanteino kaowo sitamama kanohitowa hizaga kisimuto waraiori, new york

断酒探偵(?)マット・スカダーシリーズの短編集。引退後のお話なんかもあってね、年齢を重ねてもスカダーはカッコイイのだ。…けれど、現代版ベイカー街遊撃隊!みたいだった〈T・J〉がすっかりミドルエイジャーになってるらしい(作中には登場しないんだけど)のには、なんとなくしみじみした。

※ロックンローラーにも、探偵にも、長生きしてもらいたいとおもうのは、〈先には先の〉カッコよさがあるってもう証明されているから。


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