{読書感想短歌*129}シャノン・ヘイル 『プリンセス・アカデミー』
どうしたら幸せになれるかより先に 何が、幸せ、なのか知らなきゃ
dousitara siawaseni nareruka yori sakini naniga, siawase, nanoka siranakya
〈王子様のお嫁さんがいる〉という神託がくだったため、その村の年ごろの女の子がみーんなプリンセス修業学校に入れられちゃうよ…!って、あらすじだけ言うと、ゆるふわ玉の輿ストーリーみたいだけど、ぜんぜんちがうの。なんか、〈女子教育が変われば、世界が変わる〉みたいなおはなしだなコレ。あと、ちょっぴりファンタジー要素も入ってんだけど、その塩梅が実にクール。
※もちろんゆるふわ恋愛要素もちゃんと入ってて、かわいい。女の子たちが、ガールズトークしてるうちに「ほんとに見たこともない王子様のお嫁さんになりたいのか?」って自問しちゃいだすのがだい好き。全ディズニープリンセスが読むべき良書ではあるまいか。
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