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{読書感想短歌*43}メアリー・ノートン 『床下の小人たち』

羽も熱もプラも葉っぱも肉叢も明日も地球に借りてる暮らし

hanemo netumo puramo happamo sisimuramo asitamo tikyuuni kariteru kurasi

〈借りぐらしのアリエッティ〉の原作。「床下の小人たち」はこどものころ読んだのだけど、続きがあったことを知らなかったので読みなおしてみてる。オールドファッションな翻訳をふくめ、岩波少年文庫だいすき。

※たぶん小学校低学年くらいのとき、「地面には所有者がいて、それをお金に変えたりしてる」という事実を知って、なんでなんで?だってそれ地球のいちぶじゃないの?とおもった。以来、経済のいろんな仕組みが腑に落ちないんだけれど、要するに「地球から借りてるものたちで、みんなで金融ごっこをしてる」のかなとおもったらまぁちょっとわかるかも、と自分に言い聞かせるなど。

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