{読書感想短歌*174} サラ・ペニーパッカー『どうなっちゃってるの!?クレメンタイン』
フルーツの名を冠されたジューシーガール さっぱりしたけりゃわたしを呼んで!
fruits no nawo kansareta juicy girl sapparisitakerya watasiwo yonde!
他に気になることがあるのに、「集中して!」って言われる理不尽感などをひさびさに思い出して、クスクス笑った。大人は、〈集中させたい〉ものに集中できない子を叱ってしまいがちだけど、そんなことより、自分が〈集中したい〉ものがあって、それに集中できることのほうが、ずっとだいじだって気がする。
※主人公はおさわがせな女の子クレメンタイン。自分は果物の名前(クレメンタインは、柑橘系のフルーツだそうです。)をつけられているのに不公平だからって、弟をいろんな野菜の名前で呼んでる。シリーズ通してずっとそうなので、弟の本名が判明しないままという潔さ。