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【『薔薇のない花屋』】 命がけ、マイラヴ。 【第2話】
こんにちは! 俳優座さんの10月の公演フライヤに尾藤イサオ(マイラヴ。)の名前を発見してしまい、だいぶんドキドキしておりますよ、ながおかです。
ストーリーテラー…て書いてあるけど、なんだろう。
ストーリーテラー…て聞くと、どうしても「世にも奇妙な物語」のタモさん的なアレを想像してしまうのですが、たぶんそういうことではないですよね。
フライヤに載ってる尾藤の写真もブラックフォーマルに蝶ネクタイで、じゃっかんアレ状態のときのタモさんとイメージがかぶらなくもないんですけど、たぶんそういうことではないですよね。だいいち、フライヤのテイストがぜんぜん世にも奇妙じゃないものね。むしろ明るいものね。
あ、世にも奇妙なと言えば、あれにはキラッキラ(※個人のイメージです。)の尾藤回もありましたよね、凶悪犯の役でしたよね、あ、わかってます、文章があちこちよりみちして散漫ですね、うふふ。
なんの話だっけ、あ、そうだ、
とりあえず確かなのは、〈ストーリーテラー〉尾藤イサオは、「声の出演」であるらしいということです。…ナレーション的なことなんだろうか。や、それなら〈ナレーション〉て書くだろうか。
いろいろわからないけれど、いいと思います! 「声の出演」、ナイス人選!と思います!
もちろん、お姿(きゃわ!)が観られないのはさみしいですが、尾藤イサオ(most きゃわ!)はね、声だってだんぜんイイ♡ですからね!!
あの、なんていうんだろう、ほんのちょっとだけ鼻にかかっているようでいて、同時に喉元でちょっとハスキー、という、奇跡のバランスボイスでストーリーテリングされたら、お姿(きゃわ!)抜きでもじゅうぶんうっとりだと思います!!!
…えー、この場合、〈ストーリーテリングされる〉とかもあんまり意味はわからないままふんわりと雰囲気で書いております、が、ええと、要するに、
※ 尾 藤 イ サ オ は 、 い い 声 で あ る 。
という、絶対確実まちがいなし!の命題が前提となっているわけですから、
〈ストーリーテラー〉というのがじつのところ何をするひとであれ、そりゃもう絶対確実まちがいなし!に、すてきストーリーテラーになるに決まっているんです、ほんとです。絶対です、確実です、まちがいなしです!!!
■(おちつけ。)
…俳優座『浜辺の朝 ~俺たちのそれから~』は、
10月12日から17日、ろっぽんぎの俳優座劇場にて、全9回公演だそうですよ!
■
この、本題に入る前にすでにだいぶん長くなっているスタイルをどうにかしなければね、と、かねてから思ってはいる。
あと、誰にも頼まれていないのに勝手に宣伝をはじめるスタイルもどうにかしなければね、とも、思ってはいる。
(思っては、いる。)
■(はい本題です。)
本日は、香取慎吾さん&竹内結子さん主演のドラマ『薔薇のない花屋』、の、
突如として第2話!
〈花のように笑う人〉について語ります!
なんで2話?1話どこいった?と、困惑しているあなた。
そんな困惑は、尾藤イサオの存在しない時間軸へ捨ててきてください。
連続ドラマであろうとも、とにかく、おおむね、〈尾藤イサオしか語らない〉のが、この国(≒マガジン)の掟です。
そういう意味では実に実にストイックにお送りしておりますよ。
尾藤の初登場が第2話ならば、ここでは1話はなかったも同然。
念のため、ご唱和ください。なんで2話かって?1話はどこへいったのかって?
それはね、この第2話が、
※ 尾 藤 イ サ オ の 出 て る 回 だ か ら !
ですよ。いぇい。
■(さてさて、)
『薔薇のない花屋』は、2008年冬季の月9ドラマです。
そうです。繰り返します。月9ドラマです。
歌手でありジャグラーであり世界で一番いい男であり、と、さまざまな肩書をもつ尾藤イサオ氏でありますが、そうなの、あのイケメン、〈月9俳優〉でもあるんだぜ、どうだい、惚れ直したかい、おじょうさん。
ちなみに、わたくしは、
※ 超 絶 ほ れ な お し ま し た 。
ていうかまあ、二分に一回くらいのわりあいでほれなおし続けてるわけですけどね、〈尾藤イサオにほれなおし選手権〉みたいなのがあったら余裕で五輪級の選手ですけどね、なにぶんあの分野はジャッジが難しいですからね、競技として成立させるのはちょっと難しいかもしれませんね、ていったい私は何を書いているんだろうさっきから。
■(おいといて。)
2008年、ということは、尾藤イサオ65歳、や、おたんじょう日前だから64歳かな?…算数がよわいので確かなことは言えないのですが、だいたいそのくらいのお年頃の作品です。
あいかわらず実年齢よりは若く見えますが、そのへんは言い出すときりがないので前回の記事をご参照いただくとして(といいながらめんどくさいので前回記事を貼り付けたりはしないことについては本当にすみません。)、
この『薔薇のない花屋』での尾藤イサオについて、特筆すべきは以下の二点です。
特筆ポイント① パ ジ ャ マ !(YYYeeeS!!!)
入院している設定なので、第2話初登場シーンからいきなりのパジャマ姿です。
ライトブルーのいかにもなパジャマだし、はおりものも茶色のいかにもなカーディガン。
くるくるかわいい天パ(たぶん。)が、じゃっかんラフめでぼさぼさしてます。だって、入院してるから。
…イエス! 入院状態、イエス!!
パジャマで尾藤と言えば、昨年主演した映画『感謝離』の謙三さんが印象に新しいわけですが、
元銀行員で愛妻家の謙三さんが、ことパジャマにいたるまできっちり丁寧な着こなし(洗濯だって自分でしちゃう)なのに対し、『薔薇のない花屋』の辰巳パパ(平川辰巳、という名前らしい)は、女の子だいすきキャラで、パジャマだってね、
※ ち ょ っ と 着 く ず し て る 。
一番上のボタンはかけないスタイルよ。
イエスかわいい。
特筆ポイント② 竹内結子さんの、お父さん!…役!!
DNAどうなってる…とか、要らん心配はせんでよろしい。
美男美女でしょ、そう思って見れば、うん、目元のあたりとか、似てないこともないように見えてくるでしょ。
…いや、似てない。
(※ たぶんお母さん似。)
■
なんつって、長々と盛り上がっておいてアレですが、
第2話には尾藤、ほんのちょっと、シーンでいうと2回、しか登場しません。しかも二回目なんてほんの一瞬なんですが、そんなわずかな出番で、
…ああ、このお父さん、ほんとうにだめだなあ。
というしみじみとした感慨を抱いてしまうほど、順調に、ナチュラルに、
【 若 い ナ ー ス を 口 説 い て お り ま す 。 】
そうでなくとも、前もって竹内結子さんに〈私、父が嫌いなんです。〉という残念情報を与えられているうえに、初登場で、いきなり、
★《初恋の女性に似ている》
という、あまりにもベタな嘘すぎてもはやひょっとしてホントなのではと疑いたくなるほどのキラーワードをもちいて、担当の看護師さんの気を引こうとしている。
「ほんとだよ~、胸が痛くなっちゃう~」とか、ゆってる。
もちろん病室内なので、見てるこっちとしては、「その胸の痛みは、病気の兆候なのでは?」と思わないでもないのだけれど、誰もそういうツッコミはしない。
そしてそんなところに実の娘(=竹内結子さん)が入ってくるけど、ぜんぜん動じない。「お、久しぶり」くらいのテンションで潔い。が、娘の中で〈ほんとうに嫌い〉という確信が芽生えるのもいたしかたないとおもう。父親としてはダメダメよ。…わたしは好きだけど。
さらに、二回目の登場は、病室を覗いている松田翔太さん目線のシーンなため、尾藤サイドには物語の焦点があたっていなくて、セリフもほとんど聞き取れない。うえにほんの数秒しか映らない。のだけれども、しかし!
そのほんの「ちらっ」のなかで、ああ、確実に、
★《手相を見てあげる♡》
って言って、看護師さんの手を握っている。このほんの短いあいだに、どうしてそれが伝わるのかよくわからないんだけれど、かなりはっきりと〈手相を見てあげる♡〉をやっている。どこまでベタなのか。ていうかすでにネタなのか。
そしてこれはもう、才能としか言えないと思うんだけど、どちらのシーンでも、絡まれている看護師さんたちは〈まんざらでもない〉かんじだし、見ていても嫌なかんじがしない。こういうひとは、セクハラですよとか言われない、おもしろいしかわいいから。
…さよう、ハラスメントの基準とは、いっけん曖昧に見えるけれど、かなり厳密なものなのです。すなわち、そのラインのこっちとあっちを隔てるものは、『不快感の有無』なのだ。(※個人の意見です。)
■(ともあれ!)
恒例の(しかしだいぶん久しぶりの)、
ジャジャン!〈転生するなら誰になりたい問題〉!!
『薔薇のない花屋』界では、
《手相を見てもらってる看護師さん》
の線がだいぶん濃厚です。
とはいえまだ第2話、これからどう転ぶかは誰にもわからないし、別に誰も気にしてはいまい。
いや、でも、わたしの場合、
まんがいち尾藤イサオに手相を見てもらったりしたら、あまりのキュンに耐えかねてその場で卒倒しかねないけれど、
…だいじょうぶか、そこ、病院だから。
■
さあて、いつも通り、どんなに最後まで丁寧に読んでいただいても、
で、『薔薇のない花屋』って、いったいどんなドラマなの?
ってあたりはサッパリわからない文章になっております。
これは、特にネタバレを避けてるとかそういうアレではなくてですね、
書いてる人が(私か。)、とにもかくにも、
※ 尾 藤 イ サ オ に つ い て し か 語 ら な い
からです。ここはそういう世界(≒マガジン)です。
ストーリー全体が気になる方は、DVDをレンタルして観てね。(ひどい。)
■
というわけで、『薔薇のない花屋』第2話、〈花のように笑う人〉ぜんたいを通しての感想は、ずばり、
【 尾 藤 に 手 相 を 見 て も ら い た い 。】
とします!
…ちょっと命がけだけどね。