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休憩室の会話で平和について考えてみる。
私の働いている福祉介護施設ではいろんな国のスタッフが働いている。
中国人2人、ミャンマー人3人、インドネシア人4人。1名は男性、8名は女性。
私の所属している看多機には外国人スタッフはいない。他の3つのユニットには1人以上外国人スタッフが所属している。
インドネシア人のBくん。陽気で良いキャラクターをしている。廊下、休憩室で会えばお互いどちらともなく、ちょっかいをかける。会話して笑い、楽しんでいる。
私は彼の陽気なところに助けられている。
6人座れる休憩室がある。お昼の休憩に入る時間、日によって異なるが私以外すべて外国人スタッフという日もある。
今日がその日だった。
インドネシアの若い女の子2人、ミャンマーの女の子1人が休憩室でお昼ご飯食べながら会話をしていた。
「どこに行きたい?行く?」
「大阪。神戸」
「彼氏何年?」
「2年」
「えー。えー」
とても楽しそうに会話をしていた。
みな日本語が話せる。
もちろん完璧ではないが話せば通じる。
話しかけると気さくに話してくれる。
聞くと丁寧に話してくれる。
英語、母国語そして日本語を話せるというから感心してしまう。
私は一緒に働いたことはないが入浴業務のお風呂場で顔を合わせることがある。
異国に来て高齢者の排泄物の処理、入浴介助。どんな気持ち仕事をしているのだろうか?
挨拶したり、コミュニケーションを取っているが皆とても良い子達だと感じる。
目がとても美しく、笑顔が素敵に見える。
インドネシアのRさん。住んでいる故郷はギャングがいて夜は怖くて歩けないそうだ。夜出歩ける日本は安全でいいと話してくれた。
インドネシアのAさん。私がお昼ご飯を持ってくるのを忘れた日「お昼食べないのですか?」と聞いてきた。
「うっかり持ってくるのを忘れてお水を飲んで今日は食べないんだ」と話すと
彼女はパンをカバンから取り出した。
「お腹空かないですか?開けてないので食べますか?」
「気持ちをありがとう。とても気持ちが嬉しかったよ。ありがとう」
そう話すと笑顔を見せてくれた。
イスラム教を信仰しており、お祈りをしている。3月に1週間断食(夜は食べる)することを教えてくれた。
ミャンマーのKさん。母国は今良くない状況だと話してくれた。兵役があり、女性は18歳から25歳まで軍に入らないといけないそうだ。
兵役で青春時代が終わってしまう。
日本がいかに平和であるのかを教えてくれた。
海を超えやって来たアジアの若者。
とても一生懸命働いている。
なぜ争うのだろうか?
きっと〝知らないこと〟が怖いのだろう。
「〇〇人はこうだ」という思い込み。
争う種。
過去の出来事、歴史に囚われていると争いは終わらない。
今この瞬間。
ハートをオープンにして話す。
一緒にご飯を食べる。
働く。楽しむ。笑う。
話すこと、時間を共に過ごすことで〝知らないを知っている〟に変える。
ハートをオープンにしていくことはいろんな世界と繋がれる。
日本人からアジア人。アジア人から地球人。地球人から宇宙人。視点を上げていけば誰とでも仲良くなれるはず。
同じような意識を持つ人たちと繋がりたい。私の見ている世界は明るく楽しい世界だ。